神奈川大学の「みなとみらいキャンパス」を見てきました

神奈川大学の「みなとみらいキャンパス」を見てきました

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取材・文: 小林 聡(大学通信)

神奈川大学の「みなとみらいキャンパス」が竣工したというプレスリリース(https://www.u-presscenter.jp/article/post-45110)を見て、早速行ってきました。

このキャンパスに最も近いのはみなとみらい線の「新高島駅」ですが、今回は神奈川県最大のターミナル「横浜駅」から歩いてみることにしました。

横浜駅から大企業のビルが立ち並ぶエリアへ

ここから横浜東口の地下街へ

さあ、横浜駅の「東口」からスタートです。

日産自動車のグローバル本社

東口の地下街を抜けて少し歩くと、大きなビルが林立する「みなとみらい」エリアに入ります。大企業のビル群の中でもひときわ存在感を放つのが「日産自動車グローバル本社」です。日産は横須賀市に主力の追浜(おっぱま)工場があるなど神奈川県を拠点とする会社で、本社はここ、みなとみらいにあります。社屋の前にはピカピカの「スカイライン」と「GT-R」が展示してありました。

みなとみらいの中でも横浜駅寄りのこのエリアには、日産だけでなく、ソニー、資生堂、富士ゼロックスなどグローバル企業の事業所が数多く集まっています。

資生堂のグローバルイノベーションセンター

資生堂のビルには「GLOBAL INNOVATION CENTER」と書かれた看板がありました。研究開発の拠点で「S/PARK」(https://spark.shiseido.co.jp/)という愛称も付けられています。中にはカフェや体験型ミュージアムなどがあり、観光名所にもなっているそうです。

その隣には、韓国の「LGグループ」のビルが建設中でした。今年の11月に完成予定とのことです。このエリアはまだ建設中の建物も多く、これから数年で大きく変貌していきそうです。学生は街の変化を目の当たりにしながら通学することになるんですね。

アンパンマンミュージアム

少し足を延ばすとチビッコたちに大人気の「アンパンマンミュージアム」があります。巨大なアンパンマンがお出迎えしてくれました。

京急本社前のかわいい電車たち

神奈川県を地盤とする「京急電鉄」のグループ本社もここ、みなとみらいにあります。もともとは東京の港区に本社がありましたが、2019年に移転してきました。社屋の前にはこんなかわいい電車が。。。こういう遊び心がある会社っていいですね。ちなみにここには、京急の魅力を体験できる「京急ミュージアム」があります(https://www.keikyu.co.jp/museum/)

みなとみらいキャンパスに到着

さて、さんざん寄り道をしてしまいましたが、お目当ての「みなとみらいキャンパス」に到着しました!

寄り道をしすぎて1時間ほどかかってしまいましたが(疲)、本当は横浜駅東口から徒歩11分です。横浜駅から歩いて通える大学なんて、、、便利すぎます。

建物の高さは100メートル、地上21階建てです。竣工したばかりなので、まだ建物の中はガランとしていました。4月のオープンまであと2ヶ月あまり。急ピッチで最後の準備が進められているようです。

グローバル系の学びが展開されるキャンパス

このキャンパスには、神奈川大学のグローバル系3学部(国際日本学部、外国語学部、経営学部)が移転してきます。みなとみらいは先ほどご紹介したようなグローバル企業の拠点があるだけでなく、外国人観光客も多く集まります。そうした環境は、グローバル系の学びには大きなメリットになると思います。

神奈川大学のプレスリリースの中で、兼子良夫学長はこのようにコメントしています。

「みなとみらいキャンパスの特徴の一つは、あらゆる『人』が集い、『知』が交流する拠点となる『ソーシャルコモンズ』です。低層階に位置する図書館、社会連携センター、オープンイノベーション関連施設、観光ラウンジなどを広く一般に開放します。この新しく魅力的な空間で実現される教育・研究から生まれる化学反応を、私自身も大いに期待しています。」

学生の学びの場としてだけでなく、広く社会に開かれたキャンパスを目指しているようです。社会との接点を多く持つことにより、教育面でもきっといい効果が表れることでしょう。

みなとみらい駅に続くSNS映えの道

さて、新しいキャンパスの外観を拝むことができたので、駅に戻ることにしましょう。

でも横浜駅と反対側の様子も見てみたいので、帰りは「みなとみらい駅」に向かいます。

横浜駅からはグローバル企業の大きなビルに圧倒されて歩いてきましたが、みなとみらい駅に向かう道は開放感があり、文化の香りも漂っています。「ランドマークタワー」の方向に歩いていきましょう。

キャンパスの裏手からのぞむランドマークタワー

最初に目に付くのは「横浜美術館」(https://yokohama.art.museum/)です。改修工事のため今年の3月から2023年度まで休館となるようですが、美術館前の広場とみなとみらい駅に向かう広々とした道は、何とも言えない雰囲気があります。SNS映え間違いありません!

横浜美術館と左奥のランドマークタワー
横浜美術館前の道

そしてこの道の終着点の右側に「ランドマークプラザ」、左側にみなとみらい線「みなとみらい駅」が入る「クイーンズスクエア」があります。どちらも大きなショッピングモールなので、みなとみらいキャンパスに通う学生の皆さんは、お気に入りのお店がいくつも見つかることと思います。

ちなみにここまで、大学のキャンパスから徒歩6分でした。

クイーンズスクエア

さて、駅に到着してしまいましたが、横浜と言えば「何か」を忘れていませんか?

そう、「海」です!

横浜は港町。海のある景色を紹介しないわけにはいきません。

神大生の定番スポットになるかも。。。

パシフィコ横浜

「クイーンズスクエア」の中を突き抜け、展示会などで有名な「パシフィコ横浜」に着きました。この先に「臨港パーク」があります。大学のキャンパスから直行すれば徒歩10分くらいだと思います。

ここからは港・横浜が一望でき、横浜のシンボルの一つ、「ベイブリッジ」も見えます。クラスやサークルの友人と連れ立って日向ぼっこをしながら午後のひとときを過ごしたり、夕暮れの海を見ながら一人たそがれたり、神大生の定番スポットになるかもしれません。

臨港パークからみる横浜の海

ここまでずいぶん歩いてきましたが、今日ご紹介したスポットはすべて、大学のキャンパスから徒歩10分圏内にあるんです。奇跡のロケーションと言えると思います。お気に入りの通学路をみつけるのも楽しいかもしれませんね。

みなとみらいの街と融合するキャンパスへ

私は普段、東横線白楽駅が最寄りの「横浜キャンパス」におじゃましています。昭和の雰囲気漂う商店街を見ながら向かう横浜キャンパスも大好きなのですが、それとはまったく雰囲気の違う「みなとみらいキャンパス」の魅力も今回知ることができました。このキャンパスがこれからどのように街に溶け込んでいくのか、この素敵なキャンパスでどんな学生が育っていくのか、今後の神奈川大学みなとみらいキャンパスに期待しています!

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