大学キャンパスで高校説明会開催 獨協埼玉高等学校

大学キャンパスで高校説明会開催 獨協埼玉高等学校

<PR>

獨協埼玉高等学校は8月4日(日)、昨年に続き獨協大学キャンパス内で高校入試説明会を開催した。この日は大学のオープンキャンパス開催日で、「語学の獨協」らしく、ドイツフェスのイベントも同時開催され、賑わいのある大学キャンパス内での高校説明会となった。

獨協埼玉の先生に話をうかがうと、今回の大学内高校説明会は、予約受付開始後、数時間で予定の100組分が埋まってしまい、追加対応したがこれもすぐ受付終了という大人気ぶりだった。参加者は83%が埼玉県、東京都が8%、千葉県が7%と広範囲から来場し、女子の受験生が若干多く、家族で大学と高校の様子を見に来ていた人たちがほとんどだった。

当日の説明会では、校長挨拶に続いて、行事、部活、留学について5名の生徒による説明が行われた。特に、約2ヶ月間の「ニュージーランドターム留学」に参加した生徒からは、ホームステイ先の家族とのエピソードなど、充実した留学生活を送ることができたことや、帰国後、積極的に国際イベントやスピーチコンテストに参加していることなど、スライドを用いて報告があった。留学することについて、「自分を知るためにも、参加することに意味がある」と話してくれた生徒もおり、どの生徒も将来を考えるきっかけになっているようだ。

獨協埼玉高校から獨協大学への進学は、在学中に一定の成績があれば推薦資格を有することができ、昨年実績では学年全体の2割弱にあたる63人が内部進学している。

制度として、単願推薦とは別に併願推薦もある。これは推薦入試に合格すれば、獨協大学への進学の権利を持ちながら他大学受験をすることができる制度だ。国立大学、難関大学を併願する生徒が多く、一般受験でのチャレンジを考えている受験生にとっては大変ありがたい入試制度である。なお併願推薦は単願推薦よりも推薦基準が厳しくなる。

これとは別に「獨協コース」というユニークな制度がある。このコースは受験教育にとらわれない教養教育を追究するため、高校3年次に、高大連携プログラムのもと「論文作成」「読書」に取り組むとともに、ディスカッションやプレゼンテーションを頻繁に授業で行うことで、大学教育を先に実践し、ゼミナールのように深い学問追究をする。現在の教育界では「高大連携」や「探究」など新しい教育プログラムが話題になっているが、獨協コースは2008年から高大連携も探究も実践していることになる。獨協コースの学習内容を見ると、指定された図書30冊の読破、大学教員の指導の下での16000字以上の論文作成と、一般選抜受験対策とは異なる厳しさがあるが、その結果獨協コースからの入学生にとっても大変意義のあるものとなっている。

高校選びには「大学への進学状況」が大きな要素を占める。そのため大学系列校は昔から一定の人気があり、多くの学校が参加する相談会では大学系列校ばかりに相談する人もいるくらいだ。その観点からも大学キャンパスで高校の話を聞くことができるのは、一度に大学と高校の情報を入手、あわせて大学の空気にも触れられる貴重な機会である。

獨協コースの概要は下記サイトを参照していただきたい。過去の論文題目の一覧もあり高校生としてはかなり高度な課題に取り組んでいることがわかる。

獨協コース|獨協埼玉中学高等学校 (dokkyo-saitama.ed.jp)

各推薦制度とも実施学部学科がそれぞれ違うので、将来の希望学部が既に固まっている生徒は、事前に推薦要項をしっかりと調べることが必要だ。また今回は獨協大学への推薦制度について紹介したが、獨協埼玉高校は獨協医科大学への内部推薦制度も持っているので、医学部進学を志す生徒はこちらも調べてみてはいかがだろう。

当日はドイツフェス・大学オープンキャンパス同時開催
大学シンボル、天野貞祐記念館と並木道
大視聴覚室が予約者で満員の盛況ぶり
尾花校長先生による挨拶と学校紹介
当日は高校生も説明に加わり、獨協埼玉の名物学園祭「蛙鳴祭(あめいさい)」実行委員による説明
獨協埼玉卒業生、現獨協大学生による学校説明
入試担当・酒井先生による受験案内
説明会終了後の個別相談風景

中学・高校のことカテゴリの最新記事

ユニヴプレス