地球丸ごと学びのフィールドに北海道から日本、そして世界に飛び出す「波」であれ―東海大学 札幌キャンパス

地球丸ごと学びのフィールドに北海道から日本、そして世界に飛び出す「波」であれ―東海大学 札幌キャンパス

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学生数2万8000人と総合大学として圧倒的な規模を誇る東海大学では、全国に7つものキャンパスを擁している。今回は話題を集める“他キャンパスを最大限活用する”「キャンパス間留学制度」について掘り下げてみる。

構成 東久世克樹(大学通信)

全国まるごと学びのフィールドに

昨年建学80周年を迎えた東海大学は、学部学科数、学生数ともに日本有数の規模を誇る総合大学だ。神奈川県平塚市の湘南キャンパスを筆頭に、北は北海道から南は九州まで日本を縦断するように7つのキャンパスを設置し、そこで合計2万8000人超の学生が学んでいる。

日本各地にキャンパスが点在しているのは、23学部62学科・専攻におよぶ東海大学の学問領域の圧倒的な幅広さの裏打ちでもある。たとえば2023年に竣工したばかりの阿蘇くまもと臨空キャンパスには農学部の教育・研究棟に加えて、食品加工・農学・動物関連の充実した実習設備、乳牛舎・豚舎・めん羊舎なども整備されている。ほかにも海洋学部のある静岡キャンパスでは、面前の駿河湾を絶好の実習の場として活用している。まさに東海大学では日本をまるごと学びのフィールドにしていると言っていいだろう。

東海大学・北の拠点で何を学ぶか?

東海大学の北の拠点となる札幌キャンパスでは、2学部4学科・合計約1500人の学生が学んでいる。国際文化学部には地域に貢献する人材育成のための地域創造学科がある。スポーツを文化・地域づくりの観点から学ぶ「健康スポーツコース」、よりよい地域社会を作るための学習・研究を行う「地域社会コース」、企画力や表現力を高めて建築や街づくりを学ぶ「デザイン・建築コース」と、3つの履修コースが用意されている。また国際コミュニケーション学科では実践的な英語を学びながら、国際的な観点から貧困・環境・健康などユニバーサルな課題への理解を深め、課題解決に向けて主体的に取り組める人材を養成している。

生物学部では、48万平方メートルという広大な札幌キャンパスの敷地を最大限に活用した学びが用意されている。キャンパス内には最新設備を備えた研究棟だけでなく、学内で野外調査や実習を行うための森「光風園(研究林)」があり、生物学科ではその両方を活用しながら野生動物や微生物まで多角的に学んでいる。また海洋生物科学科では環境・生態科学と水産科学という2つのアプローチで実験・演習・フィールドワークを多用した学びを展開している。海洋生物の生態・行動の理解や生物資源の保全などを実践的に学ぶうえで、多様な海域に面している北海道もまた、臨海実習に最適な環境なのだ。

毎年7月に見頃を迎えるラベンダー

キャンパス間留学など留学支援体制が国内・海外ともに充実

全国各地にキャンパスがあり多彩な学問領域を展開する東海大学だが、「結局学ぶのは所属する学部のキャンパスのみになるのでは?」と思いがちだ。しかし同大学では学生が複数の分野について学び視野を広げることができるよう、他学部・他学科の科目も履修できる自由度の高いカリキュラムが設定されている。これは自分が在籍していない他キャンパスの授業についても同様で、在籍地区外にあるキャンパスや研究施設に留学するための「キャンパス間留学制度」が設けられている。大学側もこの制度の利用を推進するため、奨学金の給付やアパート・下宿紹介の支援を手厚く行っているという。さまざまな分野を学際的に学ぶことで多様な視点を持つことが可能になるだけでなく、各地に学びの拠点を持ちそこでのリアルな人間関係を築くことはその後の職業選択や人生を考えるうえで大きく視野を広げてくれる。

南西諸島におけるサンゴ礁調査

例えば警察官を志望していた法学部法律学科の学生は、「将来はバイオテロ対策にも関わりたい」と札幌キャンパスの生物学部生物学科に留学。半年間かけて北海道の大自然を扱う野外調査に参加し、実践的に生物への理解を深めることができたそうだ。また工学部のある学生は「専門の土木工学をより深く理解するために、地球や地質について学びたい」と湘南キャンパスから海洋学部のある静岡キャンパスに留学している。地学や岩石鉱物鉱床学など専門分野を学んだほか、留学先の教員に同行して東日本大震災後の東北地方沿岸域の調査にも参加するなど、貴重な体験もできたという。このように専門分野をさらに掘り下げたり、他分野の知識を得ることで自分の強みを作ったりと、キャンパス間留学は自由な学びを楽しむために有効活用されている。異なる環境での勉学や交流、そして新しい人間関係は学生生活において大きな刺激となるはずだ。

もちろん東海大学のスケールメリットは国内での学びだけに留まらない。海外派遣留学プログラムは短期・中期・長期と3つの期間で設定されており、欧米・東アジア諸国を中心に世界20か国・38大学・66コースが用意されている。コースによっては授業料が免除または大学負担になり、条件を満たせば奨学金も付与されるほか、単位の認定や振替のほか留学中のサポート体制も細やかだと評判だ。こうした充実の留学制度と海外大学との豊富なネットワークを背景に、毎年学生が海外留学を実現している。

このように東海大学では所属する学部・キャンパスから日本全国・世界各地に飛び出し、学びと出会いの場を広げていくための支援体制がこれでもかというくらい整っている。一人ひとりのチャレンジで波が生まれ、各キャンパスで別の波とぶつかって新たなきらめきを生んでいく。東海大学ではこうした手厚い支援体制を活かして、世の中を変えていく次世代の担い手を各地で待っている。

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