「推される」大学 その理由
手厚い就職支援と経済的支援ー白鷗大学

「推される」大学 その理由<br>手厚い就職支援と経済的支援ー白鷗大学

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大学通信では、毎年全国約2000校の進学校の進路指導教諭を対象に、お勧めの大学をアンケート調査している。最新の調査で、白鷗大学は「就職に力を入れている大学」の項目で上位にランクインした。地方の中規模大学ながら評価を高めている就職支援と、もう1つの特徴である経済的支援の取り組みについて、それぞれ詳しく見ていこう。

栃木県小山市にある白鷗大学は、経営学部、法学部、教育学部の3学部を擁する文系の中規模私立大学だ。メインキャンパスは東北新幹線や上野東京ライン、両毛線や水戸線など複数の路線が乗り入れるJR小山駅から徒歩1分と至便な場所にある。立地の良いキャンパスで手厚いサポートを受けられる大学として、栃木県内はもとより首都圏、東北地方など幅広い地域の受験生から人気を集めている。

就職実績の高さを支える3つの支援体制

就職実績の高さは白鷗大学の大きな特徴だが、その強みを支えているのが同大のキャリアサポートセンターだ。「情報提供」「支援行事」「個人相談」を学生支援の3つの柱とし、多様な取り組みを行っている。

情報提供は、会社情報、採用情報などから、自己分析や自己PRの手法など、就職活動に必要なあらゆる情報を整理して学生に提供するものだ。支援行事としては、キャリアガイダンスやビジネスマナーなどの各種講座、企業の採用経験者の教職員による模擬面接など多彩なものを用意。個人面談は1対1で行われ、学生の価値観や適性に合わせたきめ細かなアドバイスを実施する。キャリアコンサルタントの国家資格を持った職員等が担当するので、学生たちにとっては心強い相談者となるだろう。

以上のような取り組みが奏功し、2022年春卒業生の実就職率(※)は89.3%と9割近い高率を達成。卒業生数1000人以上の全大学で71位にランクインした。また、就職希望者に占める就職者の割合も98.8%で全国平均の95.8%を上回る。キャリアセンター長で経営学部の力石正弘教授は言う。

※サンデー毎日8/21-28号

「1年次から様々な支援を用意していますが、特に3年次にはインターンシップなど実践的な就職支援が始まることで、学生たちも就職活動への意識を本格的に持ち始めます。コロナ禍で就職活動も変化している中ですが、学生たちが早期から主体的に行動できたことが高い就職率につながりました」

教員志望者に元校長など強力なアドバイザー

白鷗大学は一般企業への就職だけでなく、教員への就職にも強い。22年春の卒業生からは、149人の小学校教員と35人の中学校教員を輩出した。小学校教員の就職者数は全国9位の数字だ。

教員採用試験は幅広い分野の知識を問う筆記試験のほかに、論作文、面接、集団討論、模擬授業や場面指導など様々な課題が課せられるため、一般企業への就職活動以上に徹底した対策が必要になる。そんな難関に挑む教員志望者を支援するための取り組みが、「教職支援室」と「スクールサポート」だ。

教職支援室は、教員採用試験に関する相談、指導、都道府県別の採用情報の提供などを行う組織で、アドバイザーには元校長といった公立校の管理職経験者や教育委員会指導主事経験者など教員採用のノウハウを知り尽くした人材が配置されている。教職支援室室長で、自らも教職支援アドバイザーの1人である大橋一樹さんは、こう語る。

「教育現場と行政の経験者である我々アドバイザーは、“採用する側”の視点で学生を見ることができるので、面接の練習1つをとっても本番さながらの緊張感をもって行うことができます。面接や集団討論の指導では、模範解答を教えたり、こちらの考えを押し付けたりするのではなく、質問を重ねながら学生の心の奥にある本当の想いを引き出すような指導を心がけています」

こうした丁寧な指導が学生の成長や自信につながり、教員採用試験での好結果を生んでいると大橋さんは分析する。

教職支援室
専門職員が教職を希望する学生の相談を受けたり、試験対策などの指導を行っています。

早期から教育現場体験を積めるスクールサポート

スクールサポートは教育現場体験を希望する学生が対象で、地域の小中学校で週1〜3回程度ボランティアとして児童・生徒の学習活動や部活動の支援をするものだ。教育実習に先立って2年次から参加でき、期間は半年または1年間となっている。参加した学生からは「生徒に積極的に寄り添った支援ができたことで、自己の成長につながった」「年間を通じて活動することで、教育実習だけでは学べない貴重な経験をすることができた」と好評だ。21年度は小山市を含む4市の42校に117人の学生を派遣している。これほど大規模な派遣は、受け入れ先の学校や地域との信頼関係が大前提となる。長きにわたり優秀な教員を多数輩出してきた白鷗大学の歴史があるからこそのプログラムといえよう。

幼保実習サポート室
幼稚園教諭や保育士経験者が、実習や進路、就職先についての相談やサポートを行っています。

優秀な学生を経済的に支援学業特待制度

白鷗大学では、就職支援と同じくらい経済的支援にも注力している。開学以来の伝統である「学業特待制度」は特待生として入学定員の3分の1以上を募集するほど、大規模な支援制度だ。この制度を利用するための「学業特待選抜」は、12〜3月の各月に一度ずつ行われる本学受験型と、前後期にそれぞれ2回ずつ審査が行われる大学入学共通テスト利用型があり、合計8回の受験機会が用意されている。特別な受験資格はなく、既に学校推薦型選抜に合格している受験生であっても挑戦可能だ。

学業特待合格者は1・2年次の学費が減免される。また、3年進級時には全学生を対象に学業特待の資格見直しを行っており、入学試験時に学業特待を得られなかった場合でも入学後の頑張り次第では3・4年次の学費が減免されるようになっている。もちろん、学業特待合格者が入学後も成績優秀だった場合は4年間を通して学費減免を受けることになり、その場合の学費合計は260万円(教育学部は268万円)で、これは国立大学標準額の学費に相当する金額だ。ほかにも、入学手続きの締め切りが国公立大学の合格発表後に設定されているため、結果を見届けてから手続きを進めることができる点や、12・1月の学業特待合格者のうち成績上位者は面接選考を経て学費の全額免除の可能性がある点など、様々な点で受験生や保護者の負担を軽減できる制度設計となっている。経済的に余裕ができれば安心して勉学に励めるだけでなく、資格取得や留学などの資金に充当することもできるだろう。結果として学生たちは大きく成長し、就職実績にもつながるという良い流れができている。

以上みてきたように、学業特待を受けて勉学に励みながら、万全の就職サポートを受けられるのが白鷗大学だ。また、地方にありながらアクセスの良いキャンパスは、コロナ禍で大都市での生活を避けたい受験生、保護者にとっても魅力的だろう。進路指導教諭からの評価も高く、今後も注目していきたい大学だ。

表の見方
◆進路関連データは、各大学発表による2022年の就職状況(8月20日現在アンケートのあった大学のみ)。
◆実就職率(%)は就職者数÷〔卒業(終了)者数ー大学院進学者数〕×100で算出。同率で順位が異なるのは小数点2桁以下の差による。
◆設置の※印は国立、◎印は私立、無印は公立。大学名横の*印は大学院修了者を含むことを表す。
◆大学により一部の学部、研究科を含まない場合がある。
◆教員・保育士は臨任・非常勤を含む。

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