サレジオ学院中学校が帰国生入試を導入

サレジオ学院中学校が帰国生入試を導入

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サレジオ学院中(横浜市)が、2023年度入試における「帰国生入試」の導入を発表しました。同校では長年にわたって2月1日の「A試験」と2月4日の「B試験」というスタイルで入試を実施しており、帰国生入試は初めての取り組みです。

対象となるのは「2020年4月以降に帰国し、海外在住期間が通算1年以上」の児童ですが、主にアジアでの在住経験を念頭に置いています。その理由を鳥越政晴校長は「特にアジアでの経験を持つ生徒は日本社会にある事象が『当たり前が当たり前ではない』ことを知っており、『サレジオの心』を体現する資質を持っているからです」と説明します。

カトリックのミッションスクールである同校は、ドン・ボスコ(1815-1888)が創立した「サレジオ会」が設立母体となっており、そこには世界の130か国、1600もの学校が属しています。特に東南アジアが多く、そこで共有されている価値観が「苦しんでいる人の声を聴く」という「サレジオの心」です。

鳥越校長は「海外経験のある生徒が入学し、総合的な探求の授業など本校での幅広い教育を受けることでサレジオの心を知り、『苦しむ人の隣人』となるよう歩んでいってほしい」とメッセージを送っています。

【帰国生入試の概要】
○募集人数 
 第1学年 男子 若干名
○出願資格
 2023年3月 小学校卒業見込みの男子で、自宅通学が可能な児童
 2020年4月以降の帰国で、海外在住期間が1年以上
○出願期間
 12月1日(木)~1月5日(木)
○入試日
 1月7日(土)
○入試科目
 国語、算数、作文
○合格発表日
 1月7日(土)20時

帰国生入試の詳細はこちらをご確認ください。
http://www.salesio-gakuin.ed.jp/blog/entrance/22162.html

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