オープンキャンパスへ行こう!
“受験生に寄り添う”聖学院大学のオープンキャンパスをレポート

オープンキャンパスへ行こう!<br>“受験生に寄り添う”聖学院大学のオープンキャンパスをレポート

春から秋にかけて、大学のオープンキャンパスが開催されます。昨年、オンラインが主流だった大学も、今年は来場型オープンキャンパスを復活させています。大学を選ぶ際は、やっぱり自分の目で見て確かめたいですよね。早めに日程をチェックして、気になる大学へ足を運びましょう。
今回は、5月28日(土)に行われた聖学院大学の「オープンキャンパスplus!!」の模様をお届けします。

交通アクセスは、高崎線宮原駅からスクールバスで約5分、または徒歩で15分程度です。通学途中には、洋菓子店、スーパー、ファストフード店などのお店もありました。このほか埼京線(川越線)西大宮駅からスクールバスで約10分、日進駅から徒歩15分。どの駅もターミナル駅の大宮駅から近いので、東京、栃木・群馬方面などあらゆる方面から通学可能です。

宮原駅からスクールバスであっという間です

■全体説明からスタート

今回はWeb による完全予約制で、100組限定。1組2名まで入場可能で、保護者と来場する参加者も多く見られました。
学生スタッフが案内してくれるので、受付も密になることなく、スムーズでした。

プログラムは、「大学紹介」「入試説明」「在学生トーク」「学科紹介」「キャンパスツアー」「質疑応答」が用意されていました。

まずは“大学の顔”でもあるチャペルに着席。落ち着いた雰囲気の中で全体説明が始まりました。

当日のテーマは、「今日のオープンキャンパスで『マイテーマを考えよう!』」。
参加者には資料が配付され、マイテーマチェックシートに記入しました。
なぜテーマが必要かと言うと…
大学4年間を目標もなく過ごすと、あっという間に過ぎてしまいます。そこで、“なんとなく”過ごしてしまわないよう、具体的なテーマを設定します。マイテーマとは、自分の興味を探究する問い。「こんなことでも良いの?」というような小さいテーマでOK。例えば、
「興味のある学問を追求したい」「なりたい職業がある」「ボランティアがしたい」「部活やサークルに力を注ぎたい」「語学力を伸ばしたい」……など。なりたい自分に向けて、分かりやすいテーマを設定し、それを選んだ理由までを追求しました。

続いて、「大学紹介」。幼稚園から大学院までの法人の説明から始まり、就職支援や取得資格支援についての説明もあり、サポート体制も確認することができました。
「入試説明」では、総合型選抜、一般選抜についてなど、入試種別について、細かく説明。どの方式で受験しようか悩んでいる人におすすめのプログラムでした。

「在学生トーク」では、学生スタッフのトークを聞いて、学生生活をイメージすることができました。

■いよいよ、学科紹介会場へ移動

この後は、事前に予約した「学科紹介」の会場へ移動。
今年、新しい試みとして「学びのシート」が配付されました。これは、大学での学びをカタログのようにまとめたもの。これを携えて、どんな授業を行っているかを少しだけ体験しました。

日本文化学科では、相関文化の授業紹介を聞きました(ちなみに、日本文化学科は、埼玉県内で唯一の学科です〈2022年度現在〉)。
テーマは「それは本当に『日本の伝統』?――『日本らしさ』を問いなおす――」。日本文化をめぐる“色メガネ”を外し、自由な発想で文化を問いなおそう、という内容です。たとえば、「白菜とレタス、日本古来の野菜はどちらか?」。レタスは横文字だし、鍋物などのイメージから白菜!と思いきや、答えは意外にもレタス。いかに、先入観にとらわれていたかを思い知る、興味深い内容でした。

担当の村松晋教授はこう話します。
「今の日本社会は、多様性がなく、効率性だけが求められ、社会全体がギスギスしています。こういった価値観に風穴を空けるのが人文学です。私自身、周りから『日本文化を学んでも役に立たないんじゃないか』などと言われましたが、今では胸を張って『日本文化を学んだ』と言えます。文学、歴史などさまざまな分野の書物を読み、学んだからこそ、多様な発想ができるのです。皆さんも人文学を学んで視野を広げ、閉塞した日本に風穴を開けて欲しいと思います」
当学科の卒業生たちは、国語の教員を始め、図書館司書、日本語教員などとして活躍しているそうです。

次に政治経済学科の会場へ。「政治経済学科の特長は、政治学、経済学、法学、社会学、経営学、情報学の6分野を学ぶことができること。自分の将来が明確でなくても、入学してから、自分がどんな課題に興味を持ち、どんな学問があっているかを探していくことができます。そこで得た幅広い視野は、社会に出てから大いに活かされます。」という学科紹介に続き、この日は3名の教員による学びの紹介がありました。
山田ひとみ准教授は「『会計学』ってなんだろう」というテーマで、企業の会計情報を分析する方法など、会計学の必要性を解説。
森分大輔教授は「選挙をすれば民主主義?」というテーマで、選挙をすれば民主主義なのかという疑問について、2カ国の事例を交えて解説。
春木育美教授は「『ランドセル』について多角的に考えてみよう!」というテーマで、ランドセルの使用について、歴史 、法学、行動経済学、ジェンダーの視点などから解説しました。
また、共生社会学の例として、埼玉県で暮らすクルド人難民について取り上げました。

今後のオープンキャンパスで、この日とは別分野の学びについても体験することができるとのこと。
詳しい日程やプログラムの確認は、ぜひ大学ホームページで確認しましょう。

■学生スタッフがアテンドするキャンパスツアー

「キャンパスツアー」では、学生スタッフが、緑豊かなキャンパスを案内。食堂や図書館、ボランティア活動支援センター、キャリアサポートセンターなどの施設を、とっておき情報を交えながら説明してくれました。

再びチャペルに戻り、当日のまとめと振り返り。また、質問がある人は、個別で学生スタッフに相談をしていました。

学生スタッフと熱心に話していました
学生スタッフのみなさん。気さくに相談に応じてくれます

最後に、入試部長・松本祐子教授にお話を伺いました。
「今回のオープンキャンパスでは、“受験生が身近な目標を立てられるようなお手伝い”を目指しています。高校生のうちから、大学で何ができるか、どんな学びがあるのか明確に分かっている人は少ないと思います。また、現代社会は予測不能で方向転換せざるを得ない場合もあります。ですので、受験生の皆さんが、“こういう経験をしたい”といった小さな目標を立て、一つ一つ達成感を感じつつ、気づいたらいろいろなことが身に付いたと実感できるといいなと思っています。今日はその入り口で、入学前から受験生に寄り添って、お手伝いするイメージです。目標を立てることは、本学の受験に限らず、他大学の志望理由書を書く際にも役立てることができます」

入試部長・松本祐子教授

「学科紹介」は、日程ごとに異なるため、複数回参加することをおすすめします。「どんなことを学べるの?」と少しでも興味を持った人は、今からどんどん参加してみましょう!
【日程】
●オープンキャンパスplus!!(学科紹介あり)
6/25(土)、7/23(土)、8/20(土)、8/22(月)
●オープンキャンパス
7/9(土)、8/2(火)、8/3(水)、8/4(木)、8/5(金)、8/6(土)、8/8(月)、8/9(火)、8/10(水)

聖学院大学HP https://www.seigakuin.jp/oc/

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