藤嶺学園藤沢中学校の学校説明会に行ってみた!(編集部訪問記)

藤嶺学園藤沢中学校の学校説明会に行ってみた!(編集部訪問記)

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新型コロナウイルス感染拡大が続いているなか、神奈川県でも神奈川県全私立中学相談会および神奈川県全私学展、神奈川男子中学校フェアなど主要なイベントはほぼ中止となり各校はオンラインでの説明会開催を余儀なくされている。

しかしすべての学校がオンラインでの説明だけで効率よく魅力を伝えられるわけではなくなかには生徒の雰囲気や立地や空間の力を感じないと魅力が伝わらない学校も存在する。

「もちろんオンラインは最大限活用して広く知ってもらう努力はしますが。うちは来てもらって見てもらってこの雰囲気を気に入って入学する生徒が多い(入試対策部長:島貫先生)」

今回はそんな同校が土曜日に開催するミニ説明会「藤嶺学園藤沢へのはじめの一歩」に行ってきたので簡単にレポートしたい。

湘南の玄関口 藤沢駅から徒歩圏内

藤嶺学園(とうれいと読みます)は湘南の藤沢駅(JR・小田急・江ノ電)および藤沢本町駅(小田急)から徒歩で通学可能です。今回は湘南の玄関口藤沢駅から行ってみました。

7月某日土曜日 雨

藤沢駅北口(さいか屋やビックカメラの方)を出ます。

まっすぐスーパーのサミットを歩き遊行ロータリー方面へ
(この道数年前までなかった!!)

突き当りの遊行ロータリーを左へ

ずんずん歩くと藤沢橋へ到着。右折。

ガソリンスタンド横に名刹遊行寺への入り口があります。

さすが時宗総本山。圧倒的な雰囲気を持つ総門!
ここからでいいのか?!
いやこちらが藤嶺藤沢中高への入口なのです。
(きちんと白い校名の看板も出ています)

長い石段を上がっていくと。

今度は 遊行寺の門があります。
普段の日中は藤嶺藤沢中高の生徒が部活のランニング途中に
この門で一瞬立ち止まり手を合わせる瞬間を見ることができたりします。

門から境内に入ると目の前にはドーン。

清清光寺(遊行寺の正式名称)の本堂が現れます。
さすがに雰囲気がありますね。この空気に包まれて中高6年間過ごすのは
成長期の男の子にとって少なからず好い影響がありそうです。

少し左に目を遣るとそびえ立つ大木が

有名な樹齢700年超えの大イチョウ(藤沢市天然記念物指定)があります。
遊行寺のシンボルと言ってもいいでしょう。

大イチョウがある左方向に歩いていくと

藤嶺学園藤沢中高への入口があります。

お寺の巨大な敷地の中に学校があります。
道なりに上に上がっていくと「ミニ説明会」の看板が出ていました。

グローバル時代こそ日本のアイデンティティが大切

今回の説明はこのコロナウイルスの状況も鑑みて限定5組。
100周年記念館で行われました。

まず最初に  学校長佐野先生のご挨拶

佐野校長からは旧制中学の流れをくむ藤嶺学園藤沢中高の成り立ちや建学の精神の一つである「勇猛精進」についてやさしく解き明かすお話がありました。

続いて中学部門の廣瀬教頭先生から校風や教育方針についてのお話がありました。

藤嶺台と呼ばれる高台にあり富士山や丹沢方面から江ノ島、相模湾方面までのぞむ恵まれた立地

日本の心を大切にしており入学後5年間週1で茶道と剣道を交代で実施していること。
(ちなみに藤嶺がくえんでは「ちゃどう」と読みます)

このグローバル時代だからこそ日本のアイデンティティを大切にしたいという気持ちが伝わってきます。

編集部でも話題になりますが。自分のなかに「話すべき、伝えるべきコンテンツをもっておかないといざツールとして外国語で会話ができても話すことがない!」という事態になりがちですよね。


藤嶺学園藤沢中高は比較的こじんまりした併設型の男子校で中高一貫生は1学年3クラス105名編成。小規模で先生の目が届くので最近の保護者の注目事項である「面倒見がよい」学校として知られています。

先生と生徒のあいだに「生活ノート」という連絡帳があり双方向性のある対話をしつつ信頼関係を形成していることや高校2年生まで5教科7科目をきちんと勉強させて問題の解決に文系や理系の境目がなくなった昨今の情勢に対応していること等成長期の男の子を育てる上でどのようなポイントを大切にしているか、教育方針に関する貴重なお話がきけました。

さらに話は入試や併願校事情(やはり男子校なので近隣の鎌倉学園や逗子開成との併願は多い)へと進み、簡単な施設見学へと移行。

案内の途中に高台にある学校らしく
藤沢市民病院(左の白い建物)や聖園女学院中高(右上の茶色の建物)が見えた。

オンライン全盛だからこそ情報はリアルで体験しよう

説明会が行われた100周年記念会館の3階研修室から
ランチタイムとカフェタイムのある2Fの新学生食堂「藤嶺カフェ」へ。

壁際の席もよさそうです。

1Fの茶室や陶芸室の案内をはさみ校舎の各施設の案内へ
個人的にはTFAL(藤嶺藤沢アカデミックラウンジ)と呼ばれる次週スペースが一番気に入りました。写真の緑色のゾーンが飲食や会話も可能であり生徒同士、先生と生徒などで共同学習ができる「フリーゾーン」、その奥が静かな環境で集中力を高めて勉強する「スタディゾーン」となっています。

そのあとは授業見学や体育館、講堂見学などして希望者のみ個別面談という
流れで解散となりました。

今回はまさに「はじめの一歩」というライト層向けの軽い相談会でしたが。
実際、学校に足を運んでみるからこそつかめるものも多いです。
とくに学校の立地や雰囲気はデータではつかめない要素なので家族で散歩を兼ねて気になった学校へ行ってみることはお勧めです。

みなさんもオンラインで情報収集をする一方でリアルの体験も大切に自分の目と耳で学校を確認してみてくださいね。

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