生徒の学ぶ権利を守る―――各校それぞれのオンライン授業のかたち

生徒の学ぶ権利を守る―――各校それぞれのオンライン授業のかたち

新型コロナウィルス感染拡大に伴う休校措置により、4月以降多くの学校がオンライン授業を開始した。大半の学校は主要科目とホームルームをオンライン上で行っている様子。各校特色を生かしたそれぞれの学びのかたちを実践している。


生徒の学習環境確保が最優先

昭和女子大学附属昭和中高でのオンライン自宅学習

たとえば、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校では、休校当初は紙ベースで課題の配布•提出を行い、段階的にオンライン授業へと移行。各家庭でオンライン受講環境が整ったかどうかを確認し、27日からZoomを通した双方向型授業、VTRオンデマンド型、課題学習を用いたオンライン授業を本格的に開始。「誰一人残さない」学習環境整備に注力した。

生徒の生活リズムを崩さない

また、女子聖学院中学校・高等学校では、曜日別で主要5教科の時間割を設定。午前中に授業動画を視聴し、当日17時半までに課題を提出する。また、毎朝礼拝動画、週初めには体操の課題なども配信され、健康で規則正しい生活を守るよう配慮している。オンライン授業の実施で生活のリズムが作れているかという質問に対して、ほとんどの生徒が肯定的な回答をしている。

桐蔭学園中・高・中等教育学校でも4月からオンライン授業を行っている。生徒に対し学習環境などに関するインターネット調査を実施したところ、93.9%が在宅で「オンライン授業が受講・学習できる」と回答。中学生の79.7%が「ほぼ規則正しい生活ができている(食事・睡眠)」と回答した。この結果を受け、生徒の模範となる生活・学習者30名のビデオレターを学園内YouTubeで配信。生徒や保護者からも好評だ。ロールモデルを示すことで、不安になりがちな生徒のモチベーションや帰属意識の向上を図った。

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