【2017年度大学就職力データ②】大学ランキング有り!大学の実就職率はさらに高水準に!

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就活における大学生の売り手市場化は加速する一方。リクルートワークス研究所の調べによると、17年卒の大学生の求人倍率は1・74倍。学生1人あたり、2社近い就職先がある計算だ。求人倍率と連動するように、大学生の平均実就職率はとても高い。大学通信が、医学部と歯学部の単科大学を除く全大学を対象に行っている就職状況調査によると、17年の平均実就職率は87・6%で前年の86・3%を1・3P上回った。

このような状況を踏まえて、個別大学の就職状況を検証してみよう。卒業生が500人以上1000人未満の大学の1位は東北工業大で、以下、新潟医療福祉大、福岡工業大、女子栄養大と、就職に強い工科系大学と資格取得がメインの大学が並んだ。5位の岐阜聖徳学園大の教育学部は、教員就職率で全国トップクラスだ。

1000人以上3000人未満のカテゴリーの1位は金沢工業大。日本全国から学生が集まる大学らしく、全国展開している大手・上場企業に卒業生の半数以上が就職している。2位の福井大は、このカテゴリーの国公立大で9年連続でトップだ。3位以下は、日本福祉大、愛知工業大、大阪工業大、芝浦工業大、国際医療福祉大など。500人以上1000人未満の大学と同様に、就職に有利な学部構成の大学が並んでいる。昭和女子大は、大半が資格取得を主としない学部構成ながら8位。卒業生1000人以上の女子大の中で7年連続で実就職率ランキングのトップだ。3000人以上のカテゴリーは、ほぼ理系学部で構成される東京理科大をはじめ、理系学部の定員が多い名城大や新潟大、名古屋大、岡山大が上位に並ぶ中、私立大の大規模大学の中では比較的理系学部の定員が少ない、関西学院大が4位に入っている。

大学のグループごとに見ると、旧七帝大で最高は名古屋大の90・8%で、次位は大阪大の86・7%。早慶上智では88・5%の上智大が最高。早稲田大は84%で慶應義塾大は84・6%。MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)でトップは90・3%の法政大、関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)のトップは90・8%の関西学院大だった。大学全体の平均実就職率が87・6%ということを考えると、これらの難関大グループの実就職率は意外に高くない。これは、起業や海外大学への進学など、一般企業以外の多様な進路を選択する学生が多いためだ。

【卒業生数別大学実就職率ランキング】

★卒業生数500人以上1000人未満の大学

★卒業生数1000人以上3000人未満

★卒業生数3000人以上

【地域別大学実就職ランキング】

★北海道・東北

★関東

★東海・北陸・甲信越

★近畿

★中四国・九州

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