トップアスリートから学ぶ、挑戦し続ける女性のマインド―聖徳大学

トップアスリートから学ぶ、挑戦し続ける女性のマインド―聖徳大学

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「誰だって失敗は怖い。だからこそ、それを乗り越える自分なりの方法が見つかれば、どんなことも恐れずチャレンジしていけるようになります」

「人間教育」を教育の根幹に据える聖徳大学では、専任教員に加え、多彩な経歴を持つ客員教授を積極的に迎え入れ、学生の視野を広げ、豊かな人間性を育んでいる。聖徳大学の新たな教育をレポートするシリーズ「未来に向けて挑戦する聖徳の教育」。第3回は、スピードスケート選手として1994年のリレハンメル五輪から2010年のバンクーバー五輪までの5回のオリンピックに出場した、岡崎朋美先生が登場。2024年度から開講した教養科目のひとつである特別講義「オリンピック・パラリンピック選手から学ぶ限界のない挑戦からこころとからだを磨く」より、授業の様子をレポートするとともに、岡崎先生が伝えたい「挑戦し続けるマインド」についてうかがった。

困難を克服してきた経験を若い世代に伝えたい

―聖徳大学で教鞭を取ることになったのはなぜですか。

以前から、いろいろな場でお話しをさせていただく機会があったのですが、特に若い世代の方が参加する講演会では、熱量を持って私の言葉を受け止めてくださっているなという実感がありました。そんな時に、スピードスケートを通してご縁のあった方から、聖徳大の客員教授へのお声掛けをいただきました。私は教育の専門家ではありませんが、アスリートとしての自分の経験をもとに、大学生のみなさんに伝えられることがあるのではないかと思い、2019年から客員教授の任に就かせていただいています。

―スポーツ分野だけでなく、全学部共通の特別講義も担当されています。どのようなことを伝えられているのですか。

一番に伝えたいと思っていることは「挑戦」です。長いアスリート人生の中で、私は何度も壁にぶつかっては、それを乗り越える経験をしてきました。そんな時の困難への向き合い方や、気持ちの切り替え方などは、スポーツに限らず、人生のさまざまな場面で役立っています。記録への挑戦だけでなく、自分への挑戦をし続けています。学生のみなさんにも、そのマインドを伝えたい。

学生のみなさんと話していると、勉強や実習、就活、人間関係など、さまざまな場面での失敗を怖がる気持ちについて、相談されることがあります。誰だって失敗は怖いし、失敗したくないという気持ちはあります。でも、誰だって失敗するものです。テレビの中で華々しく活躍している多くのスポーツ選手も、ノーベル賞を受賞するような研究者も、みんなたくさんの失敗をしてきています。それを乗り越え、むしろ活かして次のチャレンジに結びつけています。なにごとにも積極的な人や慎重な人、メンタルの強い人、繊細な人……と、きっと失敗の乗り越え方は人ぞれぞれだと思います。若いうちにたくさん失敗をして、その乗り越え方を身につけておけば、人生において何度でもチャレンジできるようになるのではないでしょうか。

「自分らしさ」を発見し社会で活躍する女性リーダーへ

―この数年、教えられていて聖徳大学の印象はいかがですか。

明るくて積極性のある学生が多いですね。講義の終わりに、声をかけてくれるのも嬉しいですね。聖徳は女子大ですが、私自身女子高でのびのびと学んできた経験があるので、自分らしく成長していくために相応しい環境だと思います。ただ、聖徳の学生に限らず、今の若い人はまじめで、既存のマニュアルを守ってしまいがちな印象です。もっと変えていっていい。我流で進んでもいいと思っています。世の中はどんどん変化していますし、想定通りに進まないこともたくさん起きます。「みんながこうする」だけではなく、「自分はこうする」という独自の価値観や判断基準も、しっかりと持っておいてほしいですね。

―コミュニティを大切にしつつ、自分なりの価値観も育んでいってほしいということですね。

ひと昔前まで、女性は社会の中で縁の下の力持ち的な役割を果たすことが多かったですが、今は女性がどんどん発言できる時代へと向かっています。女性がリーダーシップをとって、男性社会に不足していたものをプラスアルファしていき、共に力をあわせて、世の中をよくしていかなければいけないと思います。

―最後に、大学受験を考えている高校生へのメッセージをお願いします。

大学受験などを機に、自分の将来について初めて真剣に考える人も多いと思います。やりたいことがたくさんある人もいれば、逆にやりたいことがまだ見つかっていない人もいるでしょう。私は小さいころからスポーツが得意で、陸上競技やバレーボール、バスケットボールなどいろいろな競技をやっていました。その中で一番うまくできなかったのが、スケート。けれど、難しいからこそもっとうまくなりたいと思って努力し続けることができました。その時に役立ったのが、ほかの競技での経験です。競技によって異なる体の使い方などを参考に、自分で考え、工夫して、スピードスケートに活かしてきました。「女性総合大学」である聖徳大学では、さまざまな領域の学問に触れることができます。興味のある分野がたくさんある人も、これからやりたいことを探したい人も、ぜひ一度、足を運んでみて欲しいです。

岡崎先生の特別講義レポート

全学部からの受講希望者を対象に行われる、全3回の岡崎先生の特別講義。1回目は実物のスケート靴やメダルなどを提示しながら、スピードスケート選手としての岡崎先生の自己紹介を中心にし、2回目はモチベーションの保ち方など、アスリートとして培ったメンタルケアの実例を解説した。最終回となるこの日の講義は、学生一人一人とのトークセッションという形で行われた。

学生から「私は自信が持てないので、自信を持つ方法を知りたい」という質問があれば、「自信は持とうと思って持てるものではない。少しずつ努力して変えていくことが大切」と答える岡崎先生。スピードスケートでは、海外の選手に比べると日本の選手は筋肉量が少なく、パワー不足という弱点があったが、筋トレなどで最大限の努力をしつつ技術を磨くことで、海外の選手のパワーに立ち向かい、勝つことができたという経験をもとに「一人一人個性があるので、できないからと諦めるのではなく、自分の強みを見つけ、それを伸ばすことで自信につなげてほしい」とエールを送った。また、アルバイト先や教育実習先などでの失敗に悩む学生からの相談には、「自分の失敗の分析をするのは難しいけれど、なぜ失敗したのかを知ることは大切。友達に相談してもいいし、自分一人で静かに考えてもいい。自分に合った方法で取り組もう。落ち込んだらまずは気分転換をして、少し時間を置くのもいい」と具体的なアドバイスをし、中学生の時にいきなり駅伝の走者を任されてペース配分に失敗して学校に行くのが嫌になったという経験談を披露。「でも、この失敗から、試合の瞬間に限界以上の力を出せるように自分を高める方法を考えるようになった。みなさんも、怖がらずにどんどん失敗してください」と前向きなマインドを伝えた。

ほかにも、プレッシャーに打ち勝つ方法や内向的な自分を変えたいという学生からの相談に、岡崎先生はひとつひとつ自身の経験を踏まえた力強い言葉で対応。自分に負けず、諦めず、挑戦し続けることの大切さを真摯に伝える講義となった。

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