社会と学生を結ぶ「Business Field Linkage」が副専攻化でより実践的・体系的に進化する―聖徳大学

社会と学生を結ぶ「Business Field Linkage」が副専攻化でより実践的・体系的に進化する―聖徳大学

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新時代のリーダーシップを育て、協働性や創造力を伸ばす挑戦

聖徳大学では教育改革の一環として、2021年秋から、大学の専門的な教育と実社会を結びつけるプログラム「Business Field Linkage」を始動。さらに今年度からは副専攻化し、プログラムを拡充したことで、1年生の春から各学部学科の専門教育と両輪で、学生一人ひとりが自らの強みを生かしたキャリアデザインに取り組めるようになっている。聖徳大学の新たな教育をレポートするシリーズ「未来へ向けて挑戦する聖徳の教育」。第2回目は、進化する「Business Field Linkage」について、同プログラムの特命教授である園田健二先生と、キャリア支援課の課長であり、アカデミックディレクター補佐も兼任する橋本聡恵先生に、話をうかがった。

取材・文 林 郁子

専門教育と両輪で考える社会での学びの生かし方

園田健二先生

橋本聡恵先生

―はじめに、「Business Field Linkage(以下:BFL)」の概要から教えてください。

橋本 BFLは、本学の各学部・学科で身につける高度で専門的な学びに加えて、社会で必要となる経営やリーダーシップについて実践的に学ぶためのプログラムとして、2021年秋学期から始動しました。その背景には、「和」の精神を建学の理念に掲げ、高い親和性や協調性を評価されている本学の学生が、実社会で協働型のリーダーシップを発揮して活躍するために、必要な教育プログラムを開発したいという思いがありました。アカデミックディレクターである浅岡伴夫先生を中心に、私も補佐として、カリキュラム開発や教材開発に取り組みました。BFL導入当初から、他学部の学生と共に課題に取り組むことで、価値観の多様化や協働型リーダーシップの育成につながりました。また、キャリア支援課の立場としては、受講した学生のキャリアに挑戦する意識の高まりも、実感することができました。

―今年度から副専攻化したことで、BFLはどのように変わりましたか?

橋本 学生が目指す将来像に向けて、何をどのように学べばよいかをより体系的にわかりやすくカリキュラムを整えました。具体的には、まず入門となる『ビジネス・フィールド・リンケージ原論』という必修科目で、プログラム全体の価値創造の理念を理解し、そこから、学生一人ひとりの希望に合わせ、5つのカテゴリーから順次選択履修していく流れになっています。必修と選択科目を合わせて20単位取得すれば、副専攻として修了できます。全学部・学科、1年生から4年生まで誰でも受講できますが、1年生の春学期から始めることで、専門分野の学びをどのように社会に生かしていけばよいのかというキャリアデザインにも大いに役立ちます。

第一線で活躍する講師から臨場感ある「社会」を学ぶ

―講師には、さまざまな分野で活躍する専門家の方々がいらっしゃるそうですね。

橋本 課題解決能力、リーダーシップ、創造性など、学生に身につけてほしい能力を前提に、どんな業界のどんな方に指導をいただけばよいかを考えて講師を依頼しています。教育やデジタルの専門家、弁護士やフリーアナウンサーと幅広い業界の方に講師を担当してもらっています。園田先生は、大手化粧品メーカーで長年新規ビジネスやルート開拓等に従事されてきました。

―どのような内容の授業をされていますか?

園田 私が担当する『現代社会におけるビジネスリテラシー』は、私自身が経験してきた知見をもとにした、大学から社会への第一歩がスムーズになるための講座です。例えば、職場でのコミュニケーションの大切さなどを具体的、かつ実践的に伝えています。アルバイトやボランティアなど、学生時代のうちから社会を経験する方法はいくつかありますが、私の授業も同じくらいの経験ができるような臨場感を心がけています。

橋本 私が担当する『新時代のリーダーシップデザイン』では、会長や社長といったトップクラスから、入社4、5年目の若手リーダー、小さな組織のリーダーなど、さまざまな世代、性別、キャリア、組織のリーダーを招いて、それぞれのリーダー論を語ってもらっています。最終的に学生に自分の目指すリーダー像のレポートを提出してもらうのですが、「多様な人の価値観に寄り添えるリーダー」や「チームメンバーの強みを引き出せるリーダー」といった、協働型のリーダー像を挙げる学生が多数です。また、「学生の間にサークルや学内活動でリーダーシップをとっていきたい」と、リーダーに前向きになる学生も多くいますね。

社会と学問と自分が同じ場所にあるという気付き

―BFLについて今後の展望を教えてください。

橋本 現在BFLを履修している学生は約290名なので、まずはもっと増やしていきたいと思っています。副専攻化したことで、就職活動でも履修実績をよりアピールしやすくなったため、学生のニーズに合わせて、科目数を増やすなど、BFLのプログラム内容などを充実させていく予定です。

園田 私は現在、附属高校の生徒が参加する高大連携の授業も担当しています。高校生は、普段学校では経営やビジネスを学んだことはありませんから、私の授業で、商品開発の背景に多くの社会問題への取り組みがあることを知ると、驚きに目を輝かせます。また、高校生と大学生とが共に企業の課題解決についてグループワークを行うことで、お互いに学び合うことができます。ですから、高大連携の範囲も、広げていきたいですね。

―最後に高校生へのメッセージをお願いします。

園田 高校生の皆さんが普段生活している中で、商品開発や販売、サービスなどさまざまなビジネスが隣り合わせで常に動いています。一消費者の視点を少し変えるだけで、世界がガラッと変わって見える。そしてすべては、高校や大学の学びともつながっているのです。ビジネスという視点を持つことで、学ぶ楽しさや知的好奇心が一気に高まるのではないかと思います。学問と社会と自分が、同じ場所にあるという気付きを、本学のBFLを通して得てほしいですね。

橋本 高校の授業の科目では、ビジネスやリーダーシップなどを学ぶチャンンスはあまりないと思います。少しでも興味があれば、オープンキャンパスでもBFLの模擬授業を計画しているので、ぜひ参加してみてください。

◆未来へ向けて挑戦する聖徳の教育
vol.1 「オール聖徳」で挑む教育改革 あこがれの「私」をめざし新時代に活躍する女性へ育む

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