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KOKUGAKUIN STORIES×アクティブ・ラーニング
私が大学に入学した2020年、パンデミックの影響で1年次の「基礎演習」がオンライン授業になりました。初めての経験に戸惑うことばかりでしたが、そのとき支えになったのが学生FAです。一学年違うだけなのに、授業運営の補助者として堂々と話をする先輩の姿は眩しくて、私もめざそうと決めました。
学生FAになるには、「リーダーシップ基礎」(1年次後期)の受講が必須です。その中で「シェアード・リーダーシップ」を知ったことが、私にとって変化のきっかけになりました。これは、一人がチームを先導する「カリスマ型リーダーシップ」ではなく、メンバーが個々の強みを活かして全員でゴールをめざすリーダーシップのこと。私は率先して自分の意見を言えるタイプではありませんが、人の話をよく聴いて、相手が話したいことを引き出す「聴く力」は高いほうです。そこで、聴く力を活かしながら自分の意見をさりげなく発信する、そんなリーダーシップを目標にしました。
こうして2年次に学生FAになりましたが、最初は失敗の連続で落ち込む毎日でした。けれども、教授や学生FAの仲間から率直なアドバイスをもらい、実践するうちに、徐々に自分のスタイルをつかめるようになりました。受講生には「正解」ではなく、次に進むためのヒントになる「考え方の切り口」を与えるように努めました。そうした結果、担当したクラスから学部のプレゼン大会本選への出場を果たしたチームが出たのです。後輩たちのこの快挙には涙が出ました。
自分らしいリーダーシップの発見、伝える力、チャレンジ精神。学生FAの活動がもたらしてくれたものは就職活動にも活きて、企業の方々は私の熱意や取り組みを高く評価してくださいました。こうして認められたことの喜びを自信に、今後も挑戦を続け、成長していきたいです。
学生ファシリテーター&アドバイザー(FA)
アクティブ・ラーニング科目が豊富な経済学部では、新入生がこれにスムーズに適応できるよう、先輩学生をファシリテーター&アドバイザー(FA)として1年生の授業に配置。FAは自身もアクティブ・ラーニング科目で学んだ経験を活かし、1年生を支援します。
國學院大學のスペシャルサイトにて、学生インタビュー記事を多数掲載中
http://shingakunet.com/school/SC000571/studeep/special/student_05.html