<PR>
大学通信が2022年に調査した「受験生が評価する大学」ランキングで、大阪学院大学は「就職力が高い」の項目で近畿地区12位にランクインした。
しかも、多くの有名大・難関大が所在している大阪府において私立大3位だ。
このランキングが示すのは、大阪学院大学では受験生にも伝わるほど、キャリアに関する様々な取り組みをしているということだ。具体的な取り組みについて、詳しく見ていこう。
文 雫 純平(大学通信)
大阪学院大学のルーツは1940年に創設された関西簿記研究所まで遡る。以来、80年以上にわたり、実業界をリードする優秀な人材を数多く輩出してきた。その伝統は今も生き、充実したキャリア教育を実施している。
4年間を通して体系的に行われる「キャリア形成プログラム」
キャリア教育の軸となるのは、キャリア形成プログラムだ。入学直後からスタートし、4年間を通した体系的なプログラムとなっている。セミナーやガイダンスなどの就職支援行事とカリキュラムの両面からバランスよくキャリア形成をサポートする。
1年次は将来について考え始める時期と位置付け、キャリアデザイン入門の開講や就職活動を見据えた学生生活の過ごし方などを伝えるガイダンスを実施。2年次は就職活動の準備期間となり、インターンシップ(就業体験)の参加を促進するキャリアガイダンス、先輩の就職活動体験談を聞く機会などを用意。キャリアデザイン科目としては面接・自己PRやSPI対策などを開講する。3年次はいよいよ就職力を養う期間となり、就職ガイダンスや自己PR作成講座・面接対策講座などを行う。業界研究と企業選びが本格化する時期でもあることから、企業の採用担当者を大学に招き、業界・企業の情報を伝えてもらう「オープン・カンパニー@学内」、「学内企業説明会」なども行われる。さらに、業界大手・人気企業をめざす学生のために、約9ヶ月間のプログラムを通じて様々な知識やスキルが身につく特別プログラムを実施する。
こうした全学的なキャリア支援に加え、学科ごとにも各自の希望する進路を見据えたサポートを行っている。例えば、法学部法学科では、警察官や消防官をめざすために「警察研究」「消防研究」などの専攻科目を開講している。また、経営学部ホスピタリティ経営学科では、独自の「企業実習」を実施。ホテルやブライダルなどのホスピタリティ産業で約300時間の就業を体験する。
卒業生の力も借りる特色のあるプログラム群
ほかにも、独自性の高いプログラムが数多くある。グローバル教育で特徴的なのは、「CETハウスシェアプログラム」だ。CETとはワシントンD.C.に拠点を置く民間の海外留学機関で、大阪学院大学は日本唯一の留学生受け入れ先となっている。大阪学院大学周辺のアパートやシェアハウスで留学生と一緒に暮らすことで、国内にいながら異文化理解とコミュニケーション能力を高めることができる。
「ステキ☆塾」は社会で活躍しながら、充実したステキな人生を送りたいと考える女子学生のための学びの場。経営者や起業家を講師に招き、実体験を踏まえた講義、ロールプレイングやワークショップを取り入れたプログラムを実施している。
卒業生の力を借りたプログラムもある。「大阪学院フェニックス倶楽部」は企業経営に携わる卒業生を主な会員とし、母校の発展に寄与する目的で設立された組織。同組織はビジネスのノウハウや心構えを学ぶ「社長直伝プログラム」、将来事業を始めたい学生に向けた「開業指南プログラム」などの学生支援プログラムに協力している。
実学教育の伝統をもつ大阪学院大学らしく、就業体験などに参加し、評価基準を満たせば単位が認定されるインターンプログラムも開講している。1年次から参加可能となっており、事前講義でビジネスマナーなどの知識を習得したうえで、夏期休暇中に40時間、企業や自治体で就業を体験。実習終了後は各自の体験談を発表する。参加者からは、大きな成長を実感でき、就職活動でさっそく成果を発揮できたという声が多く聞かれている。その声は後輩たちにも伝わり、年々インターンシップ(就業体験)への参加学生が増加している。
専門スタッフ・教員・先輩が一丸となった就職サポート
キャリア教育の拠点となるキャリアセンターには、キャリアコンサルタントの国家資格を持つ専門スタッフなど22名が常駐。学部・学科ごとに担当者が配置されており、決まったスタッフが継続して質問や相談に応じる。面談内容をデータで一元管理し、志望業界やエントリー状況を常にスタッフが把握。的確なアドバイスを受けることができる。キャリアセンターとゼミナールの担当教員が連携し、ゼミナール単位で就職活動を推進していることも特徴だ。
早期に内定を獲得した先輩学生による「キャリアチューター制度」では、後輩の就職活動にアドバイスを行い、自己PRの方法や面接内容など就職活動の最新の実情を後輩に伝え、ノウハウをつないでいく。また、在学中にキャリアチューターを務め、業界大手・人気企業等で勤務している卒業生が協力するOB・OG訪問制度なども用意。意欲的な学生を後押しする体制が整備されている。
そのほか、資格取得希望者は、エクステンションセンターで各種資格対策やスキルアップ、語学力アップ講座などを、学内において低料金で受講できる。10ジャンル・44講座に及ぶ豊富な内容であり、多くの学生が自分磨きや公務員試験対策として有効活用している。教員志望者には、中学校・高校の教職課程が設置されているほか、神戸親和大学との提携による「小学校教諭一種免許状取得プログラム」を履修すれば、小学校教員の免許状も取得可能だ。
独自のカリキュラム編成と、専門スタッフ・教員・先輩の3つの力が一丸となったサポート体制に加え、資格取得支援も整備。「就職力が高い」大阪学院大学のイメージは、これらの多彩な取り組みの賜物だ。