日本大学藤沢中学校のオープンスクールに行ってみた
~保護者による発表を聞いて納得した(編集部日記)

日本大学藤沢中学校のオープンスクールに行ってみた<br>~保護者による発表を聞いて納得した(編集部日記)

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みなさんは今年何校くらいに行きましたか。昨年はオンラインも多かった説明会ですが今年は学外説明会をふくめ大分復活してきている感があります。

男子別学、共学校、大学付属校など自分にはどんな学校が合っているかを感覚的につかむためにも少しでも気になる志望校がありましたらできるだけ訪問することを薦めます。今回編集部は大学付属についてよく知るため日本大学藤沢中学校のオープンスクールにお邪魔してきました。

アクセス(六会日大前徒歩8分)

8月某日。晴れ。小田急江ノ島線六会日大前駅に降り立ちます。六会日大前は湘南玄関口となる藤沢駅からも湘南台駅、どちらからも好アクセスでありながら閑静な住宅地になります。改札を降りると案内が出ており西口(右側)に進みます。

すると目の前にドーン、とそびえ立つ日大キャンパス。

よくある副駅名としての記載ではなく駅名に校名が入っていることにつくづく納得です。

何もなくてもすぐにわかりますが、広大なキャンパスの各所にはハキハキとした係の人がいて挨拶と案内をしてくださるのでこちらも気持ちよくなります。

ときどき走る小田急線を横目に見ながら大学ゾーンを抜けると

そこは日大藤沢高等学校・藤沢中学校です。

校長先生のご挨拶

今回は初心者向けのオープンスクールであること。そして昨今の感染症対策も考慮して、短い時間で学校説明を聞いてから希望者は校内を見学するスタイルです。

最初に楠本校長先生のご挨拶がありました。よくある開会のあいさつではなく明るい生徒の気風やコロナ禍での生活のことを情感豊かにご説明いただきました。その中でも編集部目線でいくつか心に残ったポイントがありました。

・大学付属の規模を活かしたスピード感と実現性

エピソードとして夏の制服のポロシャツの色味やスラックスなどについて生徒から提案があった際にすぐに取り入れたこと。備品の購入なども対話の中で柔軟に行ったこと。良い意味で日大ならではのスケールメリットやスピード感が活かされており、中高生のうちから大人と対等に話し合い施設や設備の改善などをふくめ、所属する場所を自分たちで創っていく~社会人のような経験が早くからできるのは素晴らしいことだと感じました。

・あたらしいリーダーシップについて

そして以前と違ってリーダーシップの定義が変わってきたことについても言及されていました。旧来のような人の上に立ち人々を強く牽引するようなタイプだけではなく、傍から支えたり、自分の持っているスキルを中心に貢献したり、いろいろなスタイルがありいろんな生徒が自分の活かし方をここで見つけていってほしい、とのメッセージだと思いました。「一人ひとりが輝ける環境」であるということですね。

・その他

日本大学への内部進学に重要な意味合いを持つ「基礎学力到達度テスト」の成績平均が日大藤沢の生徒さんはトップクラスとお話になっていたことも印象に残りました。

全国で同テストに参加する高校は26校もあります。ですからこの結果は生徒さんたちの大変な努力の賜物とも言えます。そしてこれは編集部の想像の範囲内ですが。この緑豊かな落ち着いた環境で、さらに普段目にする大学生も生物資源科学部という理系学部であることも大きいのではないでしょうか。大学併設の環境ですと学生生活を謳歌する派手な大学生の影響を心配する親御さんもいらっしゃいますが、ここではそんな心配は無用です。

保護者による学校説明

通常の学校説明というと教頭先生や入試広報ご担当の先生による説明がほとんどかと思いますが、今回は2名の保護者の方(兄妹で同校通いのお母さま/初めて男子生徒が入学されたお母さま)がそれぞれのお立場で感想を含めつつ説明してくださる試みでしたが、これがとても分かりやすいものでした。

親御さんの発表を踏まえて編集部が分析した日大藤沢中学校の魅力ベスト3

その1
大学付属なので日大への推薦進学を含めて余裕をもって先を見据えた勉強ができる

すぐに3年後に高校受験があると落ち着いて勉強や部活に取り組むことができません。さらにこちらは自然豊かな環境に位置し日本大学生物資源科学部に併設されていることもあり、1・2年次に大学生の指導も受けながら農業と食品加工の実習ができたりと付属ならでは素敵な学びのコンテンツもあります。

そして日大への進学と国公立を含めた他大への進学は他大が若干多いくらいです。

安心しながら将来への準備ができる環境は結果として良い結果を生みますし、なによりいろんな人生の選択があるということを早いうちから知っておくことは社会に出てから役立ちます。いただいた当日資料からもそのことが読み取れます。

農業実習
フィールドワーク
食品加工実習

その2
幅広い年齢の人間関係

もちろん公立の中学校でも先輩や後輩はいるのですが、一貫校では部活等は縦割りとなっており中1から高3まで幅広い年齢の交流があります。同世代とだけではなく少し年の離れた先輩とも活動を通してコミュニケーションをとる体験は社会の縮図そのものです。

運動部は中学で11部、文化部は中学で14部もあります。共通の取り組みを通してお兄さんお姉さんたちと人間関係を育めるというのは考えただけでワクワクします。

その3
抜群のアクセスときれいなキャンパス

住宅街に位置しており下車してすぐに学校に到着という環境は保護者からしたら安心です。またトイレや設備などきれいな校舎は生徒にとって「ここに通いたい」と感じることでしょう。

保護者による説明のあとは入試広報の先生から入試の日程や基準についての説明をいただき
~各々見学で散会となりました。

あとがき

駅を降りたらすぐに学校。繁華街ではなくほどよく閑静な住宅地。未来の姿である大学生は熱心に学ぶ生物資源科学部の学生。(高大連携教育やフィールドワークでもお世話になる)自分の興味関心に合わせて日大への推薦、他大受験を選択可能。昨今の大学付属人気だけではなくこういった条件があって人気が上がり続けているのだと実感しました。高校から入学する高入生も湘南高校をはじめ県下有数のトップ校との併願となります。事実、親世代からは「日本大学大藤沢高等学校は20年前と比べて大変に難関になってしまった」との声を聞くこともあります。編集部では高大連携教育をふくめ私学の学びを150%堪能できる中学からの入学をぜひおすすめします。みなさんもたくさんの学校を見て自分に合った学校を見つけてくださいね。

日本大学藤沢中学校
〒252-0885
神奈川県藤沢市亀井野1866番地
電話 / 0466-81-0125
FAX / 代表 0466-83-2161

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