低学年次から自分の将来を描くことができる龍谷大学のキャリア支援

低学年次から自分の将来を描くことができる龍谷大学のキャリア支援

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低学年次のキャリア教育に力を入れ、学生が将来を描くことに力を入れる龍谷大学。将来設計がしっかりしている学生は就職にも強く、キャリア教育の確かさは、コロナ禍の就職活動でも堅調だった就職状況に表れています。龍谷大学のキャリア支援の詳細について、キャリアセンター長の松永敬子教授にうかがいました。

低学年次からのキャリア支援

―キャリア支援の特徴はどのようなところにありますか。

早い段階でキャリアの本質に気づき逆算して何をすべきかが分かると、有意義な大学生活を送ることができます。そのため本学では、低学年次からのキャリア支援に力を入れています。その一つに、入学時に配布する「マイキャリアノート」があります。“キャリア=就職”と捉えがちですが、そうではなく、“キャリア=将来設計”ということを伝えるものです。勉強や正課外の様々な経験がキャリアを形成し、将来設計に繋がっていきます。その道筋を示すマイキャリアノートは、龍谷大学の学びをキャリア形成に繋げるツールなのです。

2020年度から、1年次における全学部の正課授業の中で、キャリアガイダンスとキャリア教育の時間を設けていることも特徴です。人材育成の軸となる建学の精神のもと、大学はどういう人材を育てたいのか。学部としてどういう学生を輩出したいのかという点をふまえた上で、学部とキャリアセンターが連携して将来設計を描く授業を行っています。

―低学年次の特徴的なプログラムを教えてください。

主に1、2年次対象の「グローバル・キャリア・チャレンジプログラム(GCCP)」があります。グローバルにビジネスを展開する企業と連携してPBL(Project Based Learning/問題発見・解決型学習)を行うプログラムです。早い時期にグローバルな視野を持った学生の意識を高めることが目的で、優秀なグループは海外インターンシップの権利を得られることもあり、応募者は毎年増えています。今年はコロナ禍でオンラインになってしまいましたが、それでも100人以上の応募がありました。

―低学年次対象のインターンシップがあるそうですね。

本学はインターンシップに力を入れている大学として高い評価を得ています。低学年次対象のものでは、協定型インターンシップにおける、1、2年次限定の「経済同友会インターンシップ」があります。経済同友会に加盟する1400社から選ばれた企業のインターンシップに参加するもので、関西の大学では本学のみが参画しています。教育型のインターンシップですが、関東の有名企業のインターンシップに参加できるということもあり、とても高い倍率になります。低学年次に行う有名企業でのインターンシップは、全国の学生とのネットワークも広がり、大学生活のモチベーションを高める効果があります。

きめ細かな支援が 高い就職力を生む

―20年3月卒の実就職率(※)は97%でした。高い就職力の要因について教えてください。

※実就職率:就職者数÷(卒業者数-大学院進学者数)×100で算出した就職率

学部と連携して学生の就職活動の進捗状況を徹底的に把握し、きめ細かな支援をしていることが要因として挙げられます。卒業生に対しても、面談やイベントの開催などの手厚い支援を行っています。

卒業生や保護者、自治体との緊密な連携も高い就職率の要因といえます。校友会(卒業生組織)については、活躍中の管理職や役員になっている会員(卒業生)との繋がりを積極的に深めています。親和会(保護者組織)からの寄付で運用しているキャリア形成補助金は、教育型の自己応募インターンシップやU・Iターンイベントに参加するための費用として、学生へ還元しています。自治体とは17府県と提携を結び、U・Iターン就職のバックアップをしています。

―コロナ禍で進んだ21年3月卒の学生の就職活動は、どのような状況でしたか。

コロナ禍でも内定状況は例年並みと堅調で、10月1日時点の内定率は全国平均と比べて高い水準でした。19年からキャリア相談や模擬面接などの就職支援を、オンラインと対面の併用で行う準備を進めていたため、4月からのオンライン化にスムーズに切り替えられたことが大きいと考えます。

それでも、緊急事態宣言が出て活動が止まっている学生が多かったので、就職活動が解禁になる6月1日に、4年次向けのオンライン就職活動支援イベントを開催しました。6月1日から7月16日までをⅢ期に分けて複数のイベントを実施し、本学の学生の採用意欲がある企業に参加していただいたオンライン企業説明会から内定を得る学生もいました。こうしたスピード感のある支援が、内定状況に繋がっているのだと思います。秋以降は学生がオンラインと対面を選べる形で面談対応をしています。

他部署との連携でチャレンジ精神を持った学生を育成

―将来的にどのような人材養成を進めていきますか。

本学は、落ち着いた学風と企業から評価される一方、活気がほしいと言われることもあります。しかし、現実はREC(龍谷エクステンションセンター)の支援により、ベンチャー企業を起業する学生が多くいます。経済産業省「大学発ベンチャー実態等調査」によると、大学発ベンチャー企業の数が京都大、大阪大に次いで関西の大学で3番目、私立大学ではトップを続けています。しかしながら、こうしたイメージが定着していないのが事実です。

そこで、39年の創立400周年に向けた「龍谷基本構想400」の理念に基づき、RECやグローバル教育推進センター、ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターなど他部署との横の連携を強めて、起業やグローバルな分野など、様々なステージでチャレンジする人材をもっと育成したいと考えています。一例を挙げると、RECの起業家育成の講座とキャリアセンターの人材育成講座を連携して行うなど、それぞれの部署のプログラムを協働して実施することで、起業家精神やチャレンジ精神を持った人材育成を行おうと考えています。

―最後に、高校の先生にメッセージをお願いします。

大学に入学した時点で、将来何になりたいのかが決まっている学生は圧倒的に少ないと思います。本学は、建学の精神を軸として、各学部の学びとキャリア教育が連動することで、低学年次から充実した4年間の過ごし方と、その先の将来をしっかりと描くことができるプログラムが充実しています。

また、本学は、各部署にキャリアに繋がる様々なチャレンジプログラムが整備されており、キャリアセンターにおいても色々な活動を紹介しています。将来のキャリアに繋がる多様な経験ができるのが、龍谷大学なのです。
You, Unlimited.

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