大学合格実績が大きく伸びている、3年間で難関大学を目指す私立高校単独校(後編)―朋優学院高等学校

大学合格実績が大きく伸びている、3年間で難関大学を目指す私立高校単独校(後編)―朋優学院高等学校

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取材・文:雫純平(大学通信)

――6年間の中高一貫校に比べて、3年間しかない単独校としての特徴を教えてください。

福元 高校入学時に人間関係がゼロから始まることが大きな特徴かと思います。中高一貫校ですと中学の人間関係をそのまま高校に持ち越しますし、高校募集がある場合では内部進学者とその他でコミュニティが分かれてしまうということがあり得ますよね。どちらが良い悪いということではありませんが、高校から心機一転頑張りたいと思う生徒にとっては、単独校の方が向いているかもしれませんね。

逆に単独校が中高一貫校に差を付けられてしまいやすいのは、グローバル教育の面です。6年間あれば、海外への留学などの時間がとりやすいですから。

本校では生徒全員がタブレットやノートパソコンを用意し、外国人講師と1対1でのオンライン英会話を取り入れています。1年次は週に1回、英語の授業の一部として実施し、2年次は放課後を活用し、更にハイレベルな内容を全員が実施します。 他校では課外授業として扱っていることも多いようですが、本校では全員に取り組んでほしいので正規のカリキュラムに繰り入れています。

オンライン英会話で力をつけたら、7月には福島県のブリティッシュヒルズへ、2泊3日の国内留学に行きます。残念ながら本年はコロナ禍のために中止になってしまったのですが、ブリティッシュヒルズでオンラインではなく生の外国人講師と会話をすることは、生徒たちが自分の英語力に自信をもつきっかけになるようです。

夏以降はまたオンライン英会話に戻り英語力を磨き続け、3学期には江東区青海にある東京グローバルゲートウェイに行き英語で職業体験を行います。そして2年次には15人以内の細分化したクラスで外国人講師による少人数授業に参加していきます。

他には、希望制でオーストラリアへ約2週間の短期留学、ニュージーランドへ約3カ月間の長期留学なども用意しています。

以上の取り組みによって本校のグローバル教育もかなりレベルが上がってきました。しかし、それでも中高一貫校の標準にようやく追いついたというところではないでしょうか。より高い水準のグローバル教育に取り組むことが、今後の課題でもありますね。

25分のオンライン英会話と、その内容にまつわるエッセーライティングがセットで1授業。オンラインとはいえ、外国人講師と毎週1対1のトレーニングは相当英語力がつきそう。
朋優学院の留学生は現地で評判が良く、受け入れ定員が2倍になったとのこと(30人→60人)。確かに筆者も取材中に出会った生徒たちには雰囲気の良さを感じました。

――中高一貫校との違いがよく分かりました。では、公立校との違いはどのような点にあると思いますか?

福元 カリキュラム外の部分での手厚さは、私立校の優っている点だと思います。本校の生徒は予備校や塾の利用率が30%となっており、進学実績を考えると決して高くありません。特に、成績上位層ほど予備校や塾に通っていないという傾向があります。手厚さというのは、例えば課題は出すだけでなく管理までしっかり行いますし、進路ガイダンスは生徒向けに年5回、保護者向けに年3回実施します。個人面談は定期テストごとに年5回の実施です。本来予備校や塾の役目である、放課後特別講座夏季・冬期講習なども用意しており、無料で受講することができます。

放課後特別講座の例としては小論文対策講座や古典基礎充実講座、デッサン講座など多彩なものを揃えています。また、夏季・冬期講習ではより志望校を意識し、国公立大英語、早慶数学、GMARCH英語など実際の入試問題に準拠したものも取り扱っています。記述式のものであれば、個別の添削指導も行います。

確かに公立校は授業料などが安いですが、本校では無料で予備校並みの講習を受けられます。予備校に通うことを前提としているのであれば、費用面で大きな差はつかないはずです。

志望校の名前がついたテキストは、モチベーション向上にも一役買いそう。

福元 もう1つ、今回のコロナ禍のような、不測の事態に対応しやすいのも私立校の強みではないでしょうか。本校では、オンライン英会話を実施しておりますので元から生徒全員にICT(情報通信技術)環境がありました。他校が休校していた間もオンラインで、朝のホームルームから始まり普段通りの授業を実施していました。カリキュラムの遅れは一切ありません。夏季講習も全てオンラインで実施します。

今後もコロナが収まれば対面授業に、感染者が増えてきたらオンラインにというように、生徒の安全を最優先にしながら、柔軟に切り替えての対応が可能です。

――部活動など、課外活動の様子についても教えてください。

福元 「文武両道」という言葉がありますが、本校ではそれを捩って「文部両道」というキャッチフレーズを掲げています。勉強=文と部活=部を両方頑張りましょうということですね。部活動の加入率は8割前後と、かなり高くなっています。部活は土日を含めても週に4日まで*というきまりがあるので、拘束時間も短く、兼部も含めて部活動がしやすい環境になっていると思います。

運動部は野球部、バスケットボール部、バレーボール部、陸上部など。文化部では演劇部、吹奏楽部、文芸部など、一通りの団体がそろっています。軽音楽部とダンス部、eスポーツ同好会など全国レベルで活躍している団体もあります。珍しいところで、殺陣を取り入れた芝居を行うアトラクション部は、テレビなどでよく取り上げていただきます。
*野球部のみ、強化指定部活として週6日活動が可能

――いろいろとお話いただきありがとうございます。朋優学院のことがよく分かりました。最後に、どんな中学生が朋優学院に向いていると思いますか。福元先生のご意見をお聞かせください。

福元 何よりも朋優学院を好きになってくれることが一番ですね。これからオンライン説明会やオープンスクールなど、受験生が本校に触れる機会を多く用意していきます。ぜひそれらを活用していただき、良い学校だなと感じたならばぜひ受験してほしいです。

年間約10000人が訪れる学校説明会は24時間いつでも見られるオンラインで(オンラインFor You)
(参考URL:https://openschool.ho-yu.ed.jp/ )

リアルな朋優を体験する完全予約制・時間制のオープンスクールは10/31、11/14、11/28、12/5に実施します。
(参考URL:https://ho-yu.ed.jp/reserv/index.php )

――ありがとうございました。
※今回の記事では、写真同好会部長の佐藤瑠海さんにお写真を提供していただきました。

大学合格実績が大きく伸びている、3年間で難関大学を目指す私立高校単独校(前編)

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