「世界屈指のイノベーティブな大学」への飛躍を支える大阪大学の“教育力”

「世界屈指のイノベーティブな大学」への飛躍を支える大阪大学の“教育力”

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11学部16研究科を擁し、23000人を超える学生が学びと研究に打ち込む国内有数の規模を誇る大阪大学。江戸時代に創設された懐徳堂や適塾にまで遡るルーツを持つ同学は今、実学の伝統を重んじながら、「世界屈指のイノベーティブな大学」への発展を目指している。その飛躍を足元でしっかりと支えるのが、学生の能力と探究心を成長へと導く「教育力」だ。同学の取り組みについて、2020年2月20日、田中敏宏副学長が現役の学生2人と意見を交わした。

学びや探究の楽しさに 1年次から出会う“仕掛け”を配置

田中 今日はお二人の研究や学生生活についてうかがいながら、大阪大学の「教育力」について考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

西尾、守實 よろしくお願いします。

田中 最初に、お二人の研究内容を改めてお教えください。まずは守實さん。

守實 私は、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)というがんの治療法について研究しています。BNCTではまず、がん細胞のみにあらかじめホウ素化合物を蓄積させておきます。次に、そのがん細胞に中性子を当てて核反応を起こします。このときの生成物によってがん細胞を死滅させるのがBNCTです。BNCTには、がん細胞だけにダメージを与えることができ、隣りにある正常な細胞は傷つかないというメリットがあります。また、同一箇所に複数回中性子を当てることができるというメリットもあります。この治療法を確立するためには、効果を正確に測定する方法の確立も欠かせません。そこで私は、治療時のどのような現象を捉え、どのような計算式を用いれば効果の測定ができるかを研究しています。

私がBNCTと出会ったのは、高校生のときに参加した大阪大学のSEEDSプログラムがきっかけです。プログラムの2年目、高校2年生のときに配属された研究室が、BNCTに取り組んでいたのです。もともと医者になりたいという思いがあった私にとって、BNCTはとても興味深いものでした。どんどん研究のおもしろさに引き込まれ、その成果を平成29年度グローバルサイエンスキャンパス全国受講生研究発表会で発表したところ、科学技術振興機構理事長賞を受賞。この成果をもとに、推薦入試で大阪大学を受験しました。入学後は自主研究奨励事業に応募。審査に通り、1年次からBNCTの研究を行っています。

田中 大学での学びや研究というと、1・2年次は一般教養が中心で、2年次後半または3年次から専門分野が学べる、あるいは研究は4年次からというスタイルが一般的かもしれません。でもそれでは、せっかくやる気と興味があって大学に進学したのに、3年生や4年生の専門分野の学びの開始まで待てないですよね。そこで本学で取り入れたのが自主研究奨励事業です。2019年度は50以上の研究が採択され、費用や教員による指導というサポートを受けました。守實さんと同じように学部に入りたての1年生もたくさんチャレンジしています。文系学部の採択件数も非常に多いです。

本学では、自主研究奨励事業のように、低学年次から学びや研究への意欲を後押しする取り組みに力を入れています。2019年度からは、「学問への扉(愛称:マチカネゼミ)」という授業を開講しました。これは、1年生を対象とした必修科目で、本学全学部の教員が自身の“得意分野”を活かした授業を開講します。学生は異なったものの見方や課題解決の道筋を意識し、高校までの受動的で知識蓄積型の学びから、主体的で創造的な学びへと転換するという授業です。学部の枠を超えて、興味のある授業を選ぶことができ、しかも少人数ですから、いやがうえにも授業は熱を帯びます。この授業を通して学生は、それまでの受験勉強とはまったく違う、「学ぶ楽しさ」と出会います。そのことが、自分なりの研究テーマとの出会いや、研究を深めていく意欲へとつながっていくのです。

守實 マチカネゼミは、私が2年になってから開講されたので私自身は受講していませんが、1年生の後輩から話を聞いたことがあります。すごくうらやましいです。

豊富に展開される学部や産学の垣根を越えた「横断型」の取り組み

田中 次は西尾さんの研究について教えてもらえますか。

西尾 私はクエリ処理の効率化について研究しています。現在、SNSをはじめとしてネット上には途方もない量の「情報」が絶え間なくアップされています。それらは多くの場合、位置情報とひも付いています。そこで例えば、「大阪駅にいるAさんがうどんについてつぶやいた」という情報を起点にしながら、Aさんが次の瞬間に最も欲しがるであろう情報を提案しようというのが、私の研究です。実現のためには、Aさんの過去のつぶやきから読み取れる食べ物の好みや行動パターン、さらに大阪駅周辺の情報などを分析する必要があります。ネットショッピングなどですでに実用化されているレコメンド機能とよく似ているのですが、それを圧倒するほどの精度とスピードの実現を目指しています。

研究は、大手通信企業やIT企業も一緒に取り組んでいます。私が所属する情報科学研究科は、その名のとおり情報を核にして研究しているのですが、医学やスポーツの分野に研究内容を応用している例もあります。また、医学部と一緒に研究を行っている友人もいます。学部の枠や、大学と企業という枠を超えて連携が強固なところが、大阪大学の特徴だと思います。特に私の研究の場合、「たくさんのデータを持っている」ことが研究の前提になりますから、企業との連携は重要です。

田中 学部間の連携、企業との連携というのは本学の特徴ですね。守實さんの研究がまさにそうなのですが、「がん治療の研究は医学部で」という時代ではないのです。工学部の技術ががん治療に活かされていますし、AIが医療に使われる時代においては、情報科学の知見や技術も不可欠です。SDGsが社会の大きなテーマになっていますが、これも同様に、1つの学問領域からのアプローチだけで解決できる問題ではありません。課題が複雑化している現代社会では、学問領域を超えて連携し、知見を持ち寄りながらともに解決策を導き出す必要があります。ここに、総合大学である本学の強みが発揮できます。

こういった私たちの取り組みには、企業も注目しています。学部を横断した研究に企業も加わることで、研究成果を実用化へと結びつけていくのです。本学では企業との共同研究講座を設け、企業の研究者が本学学内に常駐して研究に取り組む制度を導入しています。その数は約100社。「大学の発展」、「企業の発展」のみならず、「社会の持続的な発展」に寄与し、社会と大学がその「知と力」を合わせて、新たな価値を創出することにより革新的なイノベーションを創出する私たちが「オープンイノベーション」と呼ぶ新しい産学共創の取り組みにおいては、本学は国立大学でも有数の規模を有していると自負しています。

「軸」がしっかりした学びが、時代に即した挑戦を有意義なものに

田中 本学は国立総合大学のなかでは唯一、外国語学部を有する大学です。外国語学部は前身の大阪外国語大学時代からの伝統を引き継ぎ、25の言語を扱うという充実した教育・研究環境を持ちます。本学の特色の1つと言える外国語教育ですが、お二人の印象はいかがですか?

西尾 研究室の半分が海外からの留学生なんです。ですから、英語を日常的に使っています。この環境は、英語を習得するうえでありがたいです。

田中 理系だからこそ英語が必要という面はありますからね。そういったニーズに応えるために、国際学会を念頭に置いた英語プレゼンテーションの個人指導や、英文添削指導を行うアカデミック・イングリッシュ・サポートデスクを設けています。先ほどお話した学部を横断した連携に外国語教育が組み合わさるものとしては、カップリング・インターンシップ(CIS)という取り組みもあります。文系と理系の学生がペアになって海外で事業展開する日系企業でインターンシップ体験を行うCISは、語学教育や海外体験という点でも、職業体験という点でも、非常に有益な制度です。このほかにも、さまざまな英語教育(参照)を実施しています。守實さんは英語についてはいかがですか?

守實 9月から1年間、フィンランドに留学することが決まっています。フィンランドはBNCTの研究が盛んな国なので、向こうの研究室に入り、一緒に研究に取り組む予定です。そのためにも、出発までにしっかり英語力を養っておきたいと考えているところです。

田中 お二人はどのように大学と学部を選びましたか?

守實 もともとは医師になりたいと思っていました。私が憧れていたのは外科医。ところが私はすごく不器用で、とてもじゃないけど手術をできる医師にはなれないとわかったんです。それでも、心のなかでずっと、医療に関わりたいという思いは持っていました。そんなときに出会ったのが大阪大学のSEEDSプログラムであり、BNCTです。「医学部じゃなくても医療に関われる!」と気づき、そこからはBNCTの研究にのめり込みました。

西尾 私は「ものづくりが好き」という漠然とした興味が工学部への入口でした。今でこそ情報科学の研究をしていますが、私が大学生になった頃はようやくスマートフォンが一般的になり出した時代。「情報」というテーマをさほど意識はしていませんでした。ただ、スマホが身近になるにつれて、情報がいろいろな技術やサービスのカギを握っていることがわかってきました。そこで、学年が上がって専門分野を絞り込む際、情報科学を選択したんです。

田中 お二人の進路選択は非常に印象的です。守實さんは「医療に携わる」という目標に対して工学部からアプローチしました。その橋渡しとなったのが、BNCTという興味の対象です。これは、学部にとらわれずに、その先にある目標や夢から逆算して学びの場を決めればいいということを教えてくれています。例えば工学部の場合、「テクノアリーナ」といって、専門分野を横断して目標、すなわち解決したい社会的課題を共有する研究者が連携して研究を行う取り組みがあります。テクノアリーナには12のテーマが設けられているので、そこから共感するものや興味あるものを選び、さらに具体的な研究テーマを調べていくことで、「この研究がしたいからこの学部・学科に行く」という学部選びの方法が考えられます。

西尾さんの進路選択は、学びの「軸」と「時代への対応」を象徴しています。情報科学は確かに今、重要性も注目度も非常に高い分野です。ところが、西尾さんが話していたようにほんの数年前までは、スマホすら一般的ではなかった。それではなぜ、入学後に西尾さんが時代に即した学びや研究にまい進していけたかというと、工学部という「軸」があったからです。本学工学部に限らず、伝統ある大学には「この分野ではこの知識・技術は身につけておくべき」という、時代にとらわれない普遍的な学びがあります。また、その時代にはたまたま注目を浴びていないにしても、社会の発展のためには欠かすことのできない学びや研究が行われています。これは文系学部も同様で、いわば学びや研究の基礎体力です。基礎体力がしっかりしているから、時代に応じた新しい学びや研究にチャレンジしようとしたとき、思う存分能力を発揮することができるのです。逆に軸が心もとないものならば、時代への対応はなかなか成果が上がりません。本学は11の学部がしっかりとした軸になっています。それらが学部の枠を超えてタッグを組み、時代に即したチャレンジをしようというのが、総合大学ならではの学部横断型の学びや研究です。強力なパートナーシップが生まれ、大きな成果が期待できるのはそういった背景があります。大学選び、学部選びには、「軸がしっかりしているか」という視点もぜひ活用してもらいたいです。

分野を横断した学び、そして総合大学ならではの本学の教育力として最後に付け加えておきたいのが、高学年次まで履修可能になっている教養科目です。一般的に教養科目は、低学年次に履修するものとされています。しかし、例えばロボットの研究をする学生が、新たな技術を開発したとします。そこで出てくるのが特許などの知的財産の話です。ロボット開発に打ち込む学生にとって、知的財産はまったくの専門外。そんなとき、本学であれば法学部の教員による知的財産の授業が開講されているのです。いま、車の自動運転については、もしも事故が起こったときは運転手の責任か、自動車メーカーの責任か、という議論が生まれています。自動運転を研究するなら、そういった法律の知識も備えているとよいでしょう。このように、自らの興味や研究テーマから広がった新たな「学びたい」「知っておきたい」という気持ちに、すぐに応えられる仕組みが本学にはあります。専門教育以外の学習機会を通じて身につく、「複眼的」かつ「俯瞰的」な視点。専門教育において修得した高度な専門知識・技能を活用して、実社会における課題を解決するための高度汎用力。この二つの能力を涵養する教育環境が高年次まで整っているのです。本来の意味での教養科目が準備されていることが、あらゆる分野の研究を力強く支えているのです。

今日はお二人とも、ありがとうございました。ますますの活躍を期待しています。

西尾、守實 ありがとうございました。

用語解説

大阪大学SEEDSプログラム

世界最先端の科学技術にいち早く触れてみたいという、意欲的な高校生を対象としたプログラム。大阪大学の多様な研究に触れ、科学に対する好奇心の芽を大きく伸ばしていくことを目的としている。プログラムは、約130人が参加する「ファーストステップ体感コース」と、そこから選抜された約30人が参加する「セカンドステップ実感コース」で構成。前者ではオムニバス形式の講義やその後のディスカッション、最先端科学技術体験ツアー、留学生との交流などに加え、情報・数理系や物質系、生命系など、さまざまな研究や体験に参加する。後者では参加者が実際に大学の研究室に入り、自主研究に取り組んで本物の研究を実体験する。

AO・推薦入試

(2021年度入試からは、「AO入試」を「総合型選抜」へ、「推薦入試」を「学校推薦型選抜」へ入試区分の名称を変更します。)

「21世紀のグローバル社会で活躍できる教養・デザイン力・国際性を備えた人材を育成する」という大阪大学の目標に合致した人材を受け入れるための、独自の入試方式。学部・学科ごとにAO入試、推薦入試のいずれかが実施されている。試験では、高校での学びや活動の経歴、志願者の能力、意欲、適性を、面接や小論文などで多角的・総合的に評価する。

自主研究奨励事業

低学年次から研究に挑戦したい学生や、専門分野とは異なる分野の研究に取り組みたい学生を支援する制度。研究計画書を提出して採択された研究には、研究費が支給されるほか、依頼した教員に研究を指導してもらえるアドバイザー教員制度が利用できる。研究は1人で申請することも、学年や学部を横断したチームで申請することも可能。研究成果は年度末に各学部の最優秀研究が審査され、翌年度5月のいちょう祭(大学祭)で全学での発表会と審査が行われる。

学問への扉(愛称:マチカネゼミ)

2019年度から導入された、1年生を対象とした少人数制のセミナー。授業の内容は教員が自由に設定。開講授業数は250にも及ぶ。学生はその中から学部の枠を超えて興味あるものを選択。文系の学生が理系授業の履修を希望したり、その逆であったりという、文理をまたぐ履修希望も多い。自身の興味に応じて多様な学部の学生と学ぶこの授業は、「自主的な学び」「学問のおもしろさ」「異分野との融合」を体験する場となり、その後の充実した学び・研究の出発点となっている。

先生、先輩! 阪大&進路のこと、教えてください!!

Q. 情報系の勉強がしたいです。大阪大学には「情報」と名のつく学部がありませんが、どの学部に行けばいいですか?

. 工学部または基礎工学部が学びの中心。他の学部からアプローチすることも可能です。
田中 工学部には電子情報学科があり、基礎工学部には情報科学科があります。これらの学科は、名前の通り情報を学びの核に据えている学科です。とはいえ、社会の課題が複雑化し、それに合わせて研究も学問領域を横断することが増えている現代です。他の学部でも情報を重要なテーマとしている研究室はありますので、視野を広げてチェックしてみてください。ちなみに、工学部と基礎工学部の違いは、大まかにいうと、産学連携や他学部との連携など、横のつながりを強く意識し実用化を目指して研究するのが工学部、科学と技術の融合を図り、専門分野の探究により強く軸足を置くのが基礎工学部とされています。ただ、実質的には大きな違いはそれほどありません。研究室が取り組んでいる研究内容から興味のある研究室が所属する学部・学科を選ぶのも選択肢のひとつです。

. 大学院には、工学部と基礎工学部のどちらの出身者もいます。
西尾 私が所属するのは大学院の情報科学研究科。ここには、工学部出身の大学院生もいれば、基礎工学部出身の大学院生もいます。研究や学問に対するスタンスは若干の違いがあるかもしれませんが、どちらも「情報を科学することに興味がある」という点は共通しています。学生の実感値としては、「どちらからでもおもしろい体験ができる」と言えます。

Q. 文系学部も他学部と連携した学びや研究にチャレンジできますか?

A. もちろん可能です。
田中 代表例は「学問への扉 マチカネゼミ」です。学部の枠を取り払った授業ですから、他学部の学生と一緒に学ぶ格好のチャンスです。「マルチリンガル・エキスパート養成プログラム」では、文系5学部が、語学と自身の専門分野という2つの領域を行き来しながら学ぶことができます。また「カップリングインターンシップ(CIS)」というプログラムもあります。“カップル”の相方は理系の学生。インターンシップ先の海外では、現地の大学生も加わり、理系学生と一緒に就業体験をします。

Q. 大学選びや受験に向かっての心構えを教えてください。

A. 何でもチャレンジを!
守實 高校時代に、自分にとっての「一番好きなこと」を見つけてください。そうすればその後の進路選択がスムーズで、なおかつ充実したものになると思います。とはいえ、そんなに簡単に一番好きなことは見つからないものです。だからこそ、何でもチャレンジしてください。チャレンジして、失敗しても許されるのが高校生という時代です。たくさんのチャレンジとたくさんの失敗の先に、「これが一番好き!」と言えるものが見つかるはずですよ。

A. 英語は勉強しておいて損はしません。
西尾 守實さんが言う通りです。どんなことでも、とりあえずはやっておいて損はありません。特に、意識的に「嫌いなこと」「自分には向いていないと思うこと」にはチャレンジしてみてください。嫌いだ、苦手だと思い込んでいるだけで、実は予想外におもしろいことに出会えるかもしれませんからね。あとは、英語は勉強しておいてください。どの分野に進んでも英語はついて回ります。やっておいて損はありませんよ。

A. 研究室のウェブサイトを見てみて!
田中 「この研究がしたい。この先生のもとで学びたい。だから大阪大学へ行く」という進路選択が理想です。そのためにも、研究室のウェブサイトをチェックしてみてください。今はほとんどの先生がウェブサイトを開設していて、研究内容や活動内容を発信しています。そこで感じた「おもしろそう」という気持ちや、自分が研究室やゼミの一員になって楽しそうに活動しているイメージが、充実した学生生活の入口になるはずです。また「大阪大学学問コンシェルジュ」を活用してみてもよいでしょう。

大阪大学の外国語教育

外国語学部を有する唯一の国立総合大学という特色を活かし、大阪大学では高度で多様な外国語教育を全学部の学生を対象にして展開しています。

学力別クラス編成と専門分野に応じた英語教育
共通教育としての英語教育では、習熟度レベル別にクラスを編成。eラーニングや少人数制クラスにより、4技能のレベルアップを図ります。専門分野に進む3年次以降も、「医学英語」など専攻に応じた英語の授業を大学院修了まで履修することができます。

アカデミック・イングリッシュ・サポートデスク
国際学会を念頭に置いた英語プレゼンテーションの個人指導や、英文添削指導を行う仕組み。指導は経験豊富なネイティブ・インストラクターが担当。語学の指導だけでなく、英語によるプレゼンの組み立てや適切なプレゼン資料の作り方など、国際的な舞台に対応するスキルを磨くことができます。

マルチリンガル・エキスパート養成プログラム
主に文系学部(外国語学部、文学部、人間科学部、法学部、経済学部)の学生が、多言語・多文化に精通し、現代社会の課題に取り組むために必要な知識を身に付けるための分野横断型の学び。外国語学部の学生が他の文系学部の専門教育レベルの授業を体系的に学修できます。また、文学部、人間科学部、法学部、経済学部の学生が、外国語学部が開設する専門教育レベルの語学などの授業を体系的に学修することができます。詳しくはこちら。

カップリング・インターンシップ
大阪大学の学生をアジアで活動している日系企業に派遣し、就業体験を行うことでグローバル人材を育成する取り組み。大阪大学の理系学生と文系学生がアジアで活動する日系企業に出向き、現地の学生(理系学生と文系学生)と一緒に活動することから「カップリング・インターンシップ」と名付けられました。文系と理系、大阪大学とアジア地域の学生という“カップリング”により、言語や文化の境界を越えた意見交換と交流を促し、グローバルな舞台で活躍できる人材を育成しています。詳しくはこちら。

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