教育学部卒業生の「現在-いま-」岐阜聖徳学園大学教育学部の場合

教育学部卒業生の「現在-いま-」岐阜聖徳学園大学教育学部の場合

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仕事の多様化や教員へのイメージ低下により、低倍率が続く教育学部。しかし、豊富な実習による実践的な学びや採用試験への対策など教育学部ならではのメリットは今も昔も変わってはいない。今回は毎年、多くの教員を輩出している岐阜聖徳学園大学教育学部出身の現役教員に、自身が教員を目指した理由や教育学部で学ぶ意義、そして現在について聞いた。

―教員を目指したきっかけは何ですか?

小学校の時にとても魅力的な先生と出会ったことです。当時の私は大人のことが嫌いでした。嘘をつき、はぐらかす、そんな大人が嫌で総理大臣になって日本を変えたいと思っていたんです。そのことを小学校5年生の時の担任の先生に話すと「総理大臣でも日本は変えられない。でも、牧君のような子どもがたくさん増えれば日本は変えられるよ」と話してくれました。その言葉が印象的で、子どもの成長に携われる教員になろうと決めたんです。


ただ、教員への夢が揺らいだ時期もありました。私が浪人生だった時に一緒に勉強をしていた友人が、突然「俺は大学に行かない!世界一周をする!」と宣言して旅立っていったんです。とても驚きましたが、同時に「4年間も大学に通うのが本当に正しい道なのか?」と私も考え込むようになってしまって……。

でも、ある本にあった「大学時代は人生で一番自分の時間を持てる豊かな時期だ」という一文をきっかけに、自分も大学に入学し、教員になるための勉強に思う存分打ち込もうと改めて決意しました。それ以来、教員の道を選択したことを一切後悔していません。

―岐阜聖徳学園大学の教育学部へ入学して良かったことは?

教育学部の学生はとても熱意があり、まとまりも強い。教員になってからも定期的に集まって情報交換をしているくらいです。岐阜聖徳学園大学ならではの「繋がりの深さ」は教員就職を目指す上でも、教員として仕事を続ける上でも大きな力になっていると思います。また、キャンパスがコンパクトでアットホームな雰囲気があったことも良かったですね。教授や教職員の方との距離がとても近く、教員採用試験対策や実習など手厚くサポートしてくださいました。他大出身の教員と話をしていると「大学でそんなこともしてくれるの?」と驚かれることもあります。

―小学校の教員の魅力とは何でしょうか?

私は教員として子どもに学びの場を与えているというよりも、一緒に学んでいるという感覚が強いです。そういう発想があるんだという発見や、うまく伝わらなかった時のリアクションなど、毎日が学びであり、それを教えてくれる相手がいるのが幸せです。学級に30人の児童がいれば30通りのコミュニケーションがあるので、それがとてもおもしろいです。

教員を目指す受験生にアドバイスをお願いします。

人生というのはその時点では目の前のことが正しいかどうかの答え合わせはできません。失敗もその先の人生の糧になればプラスになります。もし、今受験や進路に悩んで行き詰まってしまっている人も、悩んだ時間はこの先きっとプラスになるはずです。努力し続けていれば必ず報われます。目の前のことを頑張り続けてください!


 

―教員を目指したきっかけは何ですか?

小学生の頃から学校が大好きで、特に小学校1年生の時の担任の先生に出会ったのが教員を目指したきっかけです。とても厳しい先生でしたが、だからこそ魅力的に映って、自分もこんな先生になりたいと思うようになりました。その後も、教員への夢は絶えることなく中学生になり、3年生の時に出会った先生の影響で国語のおもしろさを知り、国語教員の道へ進もうと決めました。それで、高校受験の時に幼稚園から高校まで複数の免許が取得可能な岐阜聖徳学園大学に進学を決めました。

―最初から「中学校」の先生を目指していたのですか?

実はもともと小学校希望で、最初に勤めたのも小学校でした。小学校の方が教員と児童の距離が近く、児童の成長を肌で実感できるのが魅力でしたね。4年目からは中学校に異動になりましたが、また違った魅力を感じています。自分が専門とする教科の指導の研究に打ち込めますし、教員の指導が生徒の今後の生き方に影響を与えることも多い時期なので、やりがいも感じています。

―岐阜聖徳学園大学の教育学部に入学して良かったことは何ですか?

「熱意ある教員志望者」が集まっている教育学部は教員としての力をつける上で大変恵まれた環境だったと感じています。授業や実習はもちろん、サークルで活動をしていても仲間たちからたくさんの学びを得られますし、実際に教員として働く中で、その時の経験が活きていると実感することも多々あります。私の勤務先にも時々、母校から教育実習生が来るのですが、どの学生もとても勉強熱心で「私たちの頃と変わってないなあ」と嬉しく思っています。

―中学校教員として大切にしていることは何ですか?

目の前のハードルを下げて、達成感を味わってもらう一方で、最終的なゴールをしっかりと見せることを大切にしています。中学校は受験という大きな目標があるのが小学校との違いです。私は現在、特別支援学級の担任をしているので特に感じるのですが、進路選択は生きることに直結します。志望する高校に合格するという目標を明確に設定して、私自身も一緒に受験勉強をして挑戦する姿を見せることで、生徒たちはついてきてくれるんです。

―どんな人に中学校の教員になってほしいですか?

中学生は多感で進路や家庭環境の問題で気持ちが不安定になる生徒もいるので、何よりも人の気持ちがわかる人に教員になってほしいと思います。いろいろな生徒がいるように、先生もいろいろな人がいたらおもしろいと思います。それぞれの生徒の個性に合った窓口をたくさん用意してあげられると良いですね。

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