高度な専門性と豊富な現場経験 パフォーマンス力を兼ね備えた教員養成│東京理科大学

高度な専門性と豊富な現場経験 パフォーマンス力を兼ね備えた教員養成│東京理科大学

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理工系の教育・研究において国内トップクラスの伝統と実績を誇る東京理科大学。その高度な専門性を生かし、優れた理数教員養成機関としての側面も持っている。教員養成の特徴について、岐阜県高等学校数学教員としての採用が内定している日比紀隆さん(理学部第一部数学科4年)と、教職教員センターの井藤元 准教授と竹村精治 特任教授とに聞いた。

高度な専門性と豊富な現場経験 パフォーマンス力を兼ね備えた教員養成

教員養成系大学に負けない手厚いサポート

―まずは、日比さんが東京理科大学を選んだ理由を教えてください。

日比 高校生の頃から数学が好きで、大学では数学をもっと高いレベルで専門的に学びたいと思っていました。それと併せて、子どものころから教員になりたいという希望を持っており、両方を叶えられる大学を探していました。

実は、大学選びの段階では教員養成にここまで力を入れている大学とは知らなかったのですが(笑)、手厚く指導していただき、無事に夢を叶えることができました。東京理科大学を選んで正解だったと思っています。

竹村 本学は理工系総合大学ですが、教員養成に関して専門の大学と比べても遜色ないほどのバックアップをしています。通常の授業の中でも生徒指導演習と授業構成法演習を設置しているほか、休日を活用した教員採用試験対策講座、2泊3日の合宿など豊富なプログラムを教職教育センターで用意しています。

また、教育委員会の方をお招きしての学内説明会を毎年十数回実施していますが、これは教員志望の学生にとっては情報収集の機会になるほか、モチベーションの向上など良い効果を得られる場になっています。

日比 いろいろなプログラムを受講しましたが、二次試験対策講座は特に役に立ちました。最初は面接や集団討論ではどうしたら良いか分からなかったのですが、講座の中で何回も練習を積むことで慣れていくことができました。経験の豊富な先生方からアドバイスを受けることができるのも心強かったです。

教職教育センターでは、首都圏で中学・高校の校長や教育委員会を経験した東京理科大OBの教員が常駐して指導に当たっている

パフォーマンス力を向上 ユニークな「笑育」プログラム

―専門学校とのダブルスクールなどをしなくても、学内で充分に教員採用試験対策をできるということですね。他に何か特色のあるプログラムなどがあれば教えてください。

井藤 アクティブラーニングが推進されていく中で、今後はますます教員に高いパフォーマンス力が求められるようになると思います。ただ、そこを鍛える取り組みというのは現状ではどの大学でもなかなかできていません。そこで本学では、パフォーマンス力向上のためのプログラムとして、松竹芸能所属のプロの漫才師の方を講師に招き、学生が漫才を1本作る「笑育」という講座を開講してきました。

―それはかなりユニークなプログラムですね。

井藤 漫才のネタを一つ作ることと授業を一つ構成することは、実はかなり求められる能力が似ているのです。ツカミがあって展開してオチまでもっていく…という台本作りから、自分たちでパフォーマンスするところまで形を作っていきます。

もう一つ、力を入れているのは学校インターンシップ。1年生から参加が可能で、多ければ週に1~2回程度参加している学生もいます。学校教育の現場に出て経験を積んだ学生は、問題意識をしっかり持って普段の授業に臨めるようになります。理論と実践を往還することで力を付ける、効果的なプログラムだと思っています。

日比 私は2年生の冬から特別支援学校での学校インターンシップに参加し、今現在も続けています。学校インターンシップの前にも介護等体験で特別支援学校に2日間お世話になったことがあるのですが、そのときに特別な支援を必要とする子どもたちのことについてもっと知りたいと思うようになったことがきっかけです。

先ほど井藤先生も理論と実践の往還ということをおっしゃっていました通り、本で勉強するだけでなく、現場に出て現職の先生と一緒に勉強させていただくことで、「こういう子がいるんだ」とか、「こういうときはこうすればいいんだ」ということが分かり、とても良い経験になっています。学校インターンシップはいろいろな学校から募集が来ており、自分の空き時間や興味に合わせて選ぶことができます。後輩たちにお勧めしたいプログラムの一つです。

竹村 教員としての経験を積むことは、教員採用試験での面接や論作文でも大きなアドバンテージになりますね。

中学・高校の理科実験室を模した教室で、教育の現場を再現して実践力を身につけている

地元就職希望者があえて東京理科大学で学ぶ意義は

―地元で教職に就くことを希望している学生があえて地元を離れて東京理科大学で学ぶ意義について教えてください。

竹村 都心にキャンパスがありますので、色々な経験を積む機会に恵まれていると思います。例えば、先ほどのボランティア。受け入れ先となる学校は都心部であるほど数や種類が豊富ですので、自分に合ったところを見つけやすいと思います。

日比 全国から学生が集まるので、多様な友人ができることもメリットの一つだと思います。同じ地域の出身者で固まることなく、いろんな地域の出身者の話を聞くことで自分の見識を広げることができました。また、専門の異なる学生と一緒に授業を受けることもありますので、お互いに刺激を受けることも多くあります。

井藤 本学は理工系の研究機関としても国内随一です。ここで最先端の専門知識を身につけ、地方の学校現場に還元してほしいという思いもあります。また、伝統的に教員を数多く輩出していますので、全国にOB・OGの教員によるネットワークがあることも大きな強みです。

井藤 元 准教授
教職教育センター

―日比さんにとって東京理科大学での4年間はどのようなものでしたか?

日比 実力主義の伝統がありますので、決して平たんな道のりではなかったという思いはあります(笑)。単位の取得や普段の授業だけでも大変ですが、さらに教職課程もとっていたので、他の大学に行った友人たちと比べると大変な4年間だったのかなと思います。ただ、大学の仲間たちと支え合いながら苦労を乗り越える中で自信がつき、考え方も広がり、非常に充実した4年間になりました。

竹村 日比くんは研修会や学会などがあると自分から手を挙げて積極的に参加してくれて。すごく研究熱心で、明るくて真面目な学生でしたね。

井藤 私の授業には大人数の学生が受講していますが、日比くんは毎回優れた視点からコメントシートを書いてくれるので、印象に残る学生でした。本当にしっかりした学生ですし、良い教員になることを期待しています。

日比紀隆さん
理学部第一部数学科4年 岐阜県高等学校数学教員内定

―最後に、教員をめざす高校生にメッセージをお願いします。

日比 教員は児童や生徒に夢を与えられる、素敵な職業だと思います。途中でつまずくこともあるかもしれませんが、もし教員をめざしたなら、ぜひそこに向かって一直線で頑張ってください。

竹村 本学は理数系に関しては全国でもトップの数の教員を輩出しています。手厚いサポートを用意していますので、日比くんのように高度な専門性を身につけた教員をめざすのであれば、ぜひ本学で学んでいただきたいと思います。

井藤 毎年5~600人程度が教職課程を履修しています。本気で教員をめざしている学生の数が多く、自主的にゼミが開かれるなど、学生が主体的に教員採用試験に向けて動いていく文化があります。彼らのもっているエネルギーを私たちも日々感じています。東京理科大学で一緒に教員をめざしてみませんか。決して損はさせませんよ。

竹村精治 特任教授
教職教育センター

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