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KOKUGAKUIN STORIES×観光まちづくり学部
大学に入学したら、心がワクワクすることを学びたい―。これは、コロナ禍に高校生活を過ごした私が、進路を決めるうえで一番大事にしたことです。高校では生物が好きという理由から理系を選択していましたが、さまざまな制限がなされる中で、自分が心から楽しめることに重きを置きたいと思うようになりました。そんなときに思い浮かんだのは、毎年の楽しみだった家族旅行。そこから観光や旅行業への興味が湧きました。「観光まちづくり学部」の魅力は、観光とまちづくりを掛け合わせた、文理融合型の学びです。私は一般選抜入試で受験しましたが、受験科目に数学と理科の選択肢があることも志望する決め手となりました。
理系以外の学部に飛び込んだことに不安がなかったわけではありません。しかし、1年次の「統計分析の基礎」で統計学やデータ分析を学んだり、2年次前期の「観光まちづくり演習Ⅰ」では官公庁や自治体が公開しているデータなどからまちを調査・分析してポスター発表を行ったり、高校で学んだ理系の知識を生かして学べる授業も多く、自信につながっています。
また、1年次後期の「基礎ゼミナールA」では、丸の内と神楽坂を調べてそれぞれのまちを歩く、初のフィールドワークを経験しました。担当の石山先生や地域の方の話を聞きながら歩くと、行政や事業者、暮らす人、働く人、観光する人など、いろんな視点から見たまちが浮き上がります。授業の後半には、好きなまちのPR動画を制作して発表するなど、観光やまちづくりを考えるうえで必要となる、多様な視点を身につける経験を重ねています。入学から1年半が経ちましたが、地元・岡山のまちがこれまでと違って見えるほど、視野の広がりを実感しています。
今後は、地域の発展に向けたさまざまな手法を探究し、地元だけでなく未知の土地においても、この学部で学んだ視点やスキルを活かせる道を見つけていきたいと考えています。
観光まちづくり学部 :「地域を見つめ、地域を動かす」をモットーに、観光を軸に持続可能なまちづくりを考え、多様な側面から地域に貢献できる人材育成を目指す。都市計画やマーケティング、データサイエンスなどを横断的に学ぶ文理融合型のカリキュラムが特徴で、少人数の演習科目ではフィールドワークや地域の方との協働など、実践的な学びが用意されている。一般選抜入試で理系科目の選択が可能。