企業・研究所の知見をいちはやく大学教育にフィードバック―北海道情報大学

企業・研究所の知見をいちはやく大学教育にフィードバック―北海道情報大学

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緑豊かな大自然に囲まれて、最先端のICT(情報通信技術)を学ぶ。
そんな贅沢な環境で充実した4年間を過ごせるのが北海道情報大学だ。
「産・学・研」の協同ネットワークが実現した、時代のニーズに応える情報教育とは―。

構成 東久世克樹(大学通信)

産・学・研のネットワークで幅広い分野の情報教育を展開

北海道の中心地・札幌駅から電車でわずか25分。大自然の広がる「野幌森林公園」と隣接した緑豊かなロケーションにキャンパスを構えるのが、北海道情報大学だ。広々とした校舎には超高速ネットワークで1000台を超えるハイスペックコンピューターが接続されており、ほかにも産業ロボットやモーションキャプチャーなど最新鋭の設備が導入されるなど、情報大学の名にふさわしい充実した学習環境が用意される。

北海道情報大学は、北海道情報技術研究所・宇宙技術開発株式会社・株式会社SCCなどを擁するeDCグループに属し、「産・学・研」の協同ネットワークで育んだ質の高い情報教育を展開している。“情報の総合大学”として文系・理系を問わず幅広く学べる学部・学科構成となっていて、専攻分野はIT経営やマルチメディア、さらには医療情報や宇宙情報まで多岐に渡っている。

1・2年生のコンピュータ実習には必ず複数の上級生が実習補助員としてサポート。コンピュータ初心者も安心です。

ICT化の進む医療業界で専門のエンジニアを

なかでも近年注目を集めているのが、医療・ヘルスケア分野におけるICT技術者を養成する医療情報学部だ。というのも、電子カルテの導入や診療情報のデータベース化、遠隔医療など医療現場ではICT化が急速に進んでおり、医学・保健・福祉分野の基礎知識を兼ね備えた診療情報管理士などの専門職やエンジニアの育成が社会的な急務となっているからだ。同学部ではこのニーズに対応するため、情報技術だけでなく、医学や関連する医療情報まで幅広く学べるカリキュラムを編成。さらには同大学に併設されている医療情報センター、バイオ解析室といった関連施設で実習を行うことで、医療情報システムとその応用領域をリードできる人材を育成している。また、医療情報学科・医療情報専攻では「医療情報エンジニアコース」を設置し、医療系システムの開発などを担えるスペシャリストを養成。さらに2023年度からは大学院に「メディカル・ヘルスケアIT分野」を新設。学内のデータサイエンスを専門とする教員らが健康情報科学研究センターにおいて蓄積してきた食と健康に関する国内最大規模のビッグデータを活用し、学部教育と合わせた6カ年構想によって、医療の現場と知識に精通したデータサイエンティストを育成する。教学環境も医療DX時代に敏感に対応し進化させているのだ。

病院の医療情報室を再現した医療情報センター

北海道情報大学ではこうした医療情報や健康管理に関する知見を活かし、江別市を拠点に食の臨床試験システム「江別モデル」を構築。この取り組みは文部科学省推進の私立大学研究ブランディング事業に採択され、さまざまな成果を上げている。

また医療情報学部では、人工心肺装置や心臓カテーテルなど、現代医療に欠かせないさまざまな医療機器を管理する臨床工学技士の育成コースも設置している。少人数教育のメリットを生かした個別の資格取得支援により、高い実績を達成し、多分野で医療に貢献できる人材育成に取り組んでいる。同大学は、まさに未来の医療現場を基盤から支える存在なのだ。

手術中の臨床工学技士の動きをリアルに学べる臨床工学実習室

ICT技術を宇宙分野で学べる貴重なコースを設置

全国的にも珍しい宇宙情報専攻を設置しているのも北海道情報大学の特色だ。現代人の生活は、スマートフォンやカーナビといった端末を介してGPSや気象予測など宇宙情報関連の恩恵を日常的に享受している。そして技術革新によって従来より安価に衛星やロケットを打ち上げることが可能となり、宇宙関連の研究・技術開発は世界各国で加速しているのだ。2017年に設けられた宇宙情報システムコースでは、地球・宇宙情報やAI(人工知能)、さらに高度な情報通信技術を学ぶことで、将来の宇宙開発や関連の産業分野で活躍できるよう最新の知見と技術を獲得する。また同大学が属するeDCグループの関連企業「宇宙技術開発株式会社」に毎年採用実績があるなど、宇宙関連業界で活躍するルートが確立されていることも同大学の強みと言えるだろう。また同社はJAXA(宇宙航空研究開発機構)と技術交流があることから、ともに本コースのカリキュラム編成に参加。さらには講師として技術者を派遣することもあるなど、実践的な取り組みに業界からも注目を集めている。

2024CDIOアジア国際会議のホスト校に選出

CDIOは「Conceive(構想)」「Design(設計)」「Implement(実装)」「Operate(運用)」の頭文字を取った教育の枠組みで、工学教育のために欧米で開発され、現在は文理を問わず幅広い分野で活用されている。同大学は今回、日本では2度目、道内大学では初の開催となるCDIOアジア国際会議のホスト校に選出され、アジア地域25の国と地域から250人以上の工学教育の研究者が同大学に集まり、3日間に渡っての理念を基にした教育改革に関連した研究成果が発表される。グローバルIT人材養成に向け今年度からスタートした同大学の「国際情報プログラム」やICT教育を世界に発信し、教職員の意識改革を進め、学生主体の実践教育や学修プログラムの充実により一層取り組んでいくという。

常に先進的な教育環境とカリキュラムで人材育成に取り組んできた北海道情報大学。これからの情報通信社会で幅広く活躍したいと考えている学生にとっては、目が離せない大学だ。

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