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対北東アジアビジネスの潜在的な可能性にいち早く着目して国際ビジネス・国際観光の分野で即戦力として活躍する人材を育成してきた北海商科大学。小規模大学ならではの豊富なカリキュラムや主体性を育む教育プログラムが評価され、近年は大学探しランキングの多くの部門で1位を獲得している。
構成 東久世克樹(大学通信)
北東アジアエリアとのビジネスにいち早く着目
北海道の中心地・札幌市のさっぽろ駅から地下鉄でわずか6分。キャンパスが地下鉄駅に直結、という抜群のアクセスの良さを誇るのが北海商科大学だ。その歴史は「北海学園北見大学」として開学した1977年に遡る。この旧名称からもわかるように、同大学は北海道で最大・最古の学校法人北海学園と北見市の「公私協力方式」で設置された大学だった。2006年に札幌への移転に伴い、現在の北海商科大学へと名称を変更。商学部のみの単科大学で、商学科・観光産業学科の2学科で構成されている。
同大学がユニークなのは北東アジア地域とのビジネスや観光産業を視野に入れた独自の教育システムを展開している点だ。ゆえに英語は言うまでもなく中国語、韓国語の習得に力を入れている。参考までにコロナ禍が本格化する直前の2019年、この年の訪日外国人数を国別に見てみると、中国・韓国・台湾・香港の順に多く、全体の7割以上を占めている。(日本政府観光局調べ)北海商科大学はその動向にいち早く着目し、北海道発で北東アジア地域とのビジネスを牽引する人材を育成すべく取り組んできた大学なのだ。
まず全学生は1年次前期に必修科目として中国語・韓国語・英語のいずれかを選択し、ネイティブを中心とする講師陣によるバイリンガル教育が施される。そして徹底的に語学力を磨いた結果、わずか半年ほどで多くの学生が日常生活に必要な会話ができるほどの運用能力を獲得しているのだ。また、中国語、韓国語選択者は留学選抜試験に合格すると1年次後期から約5か月間協定校との留学プログラムに年間で約50名が参加するなど(英語選択者は約3週間の夏期海外研修)、海外で学ぶチャンスも用意されている。
少人数教育が引き出す学生の積極性と向上心
4学年で学生数740名というコンパクトな規模も同大学の特徴で、それを強みにした少人数教育も持ち味のひとつだ。教員や職員と学生の距離が近く、ひとりひとりが質問や発言する機会を持てる双方向型授業が他大学と比較してかなり多いと言えるだろう。また座学で得た知識や情報を肌で体感できるようなフィールドワークや調査を積極的に行うことで、課題解決能力が高く理論・実践ともに充実したビジネスパーソンの育成を目指している。
そんな学生生活で涵養された積極性や学習への向上心で、北海商科大生に対する地元企業からの信頼は厚い。同時に大学のキャリア支援センターもきめ細やかな就職指導で知られており、就職ガイダンスや合同企業説明会の開催のほか、個別面談を通じて目の行き届いた親身な指導で学生をサポートしている。その結果、令和6年3月卒業生の就職率は卸売・小売業、サービス業を中心に95.8%という高い就職実績をあげている。
北海道の大学ランキングで圧倒的な高評価を獲得
北海商科大学はこのように小規模大学ならではの教育成果を積み上げてきているが、北海道で最大・最古の私立大学、北海学園大学と同じ学校法人によって運営されている。そのため就職支援業務の連携や図書の相互利用が行われるなど、大規模大学のスケールメリットも受けられる点にも触れておきたい。単位互換協定も締結されているほか、学力や家計の状況に応じて一定金額を毎月給付する奨学金制度も用意されている。(入学直後に奨学金説明会を実施)
こうしたさまざまな取り組みや長年の実績から、同大学は大学探しランキングにおいて「グローバル教育に力を入れている」「面倒見が良い」「施設設備・立地環境が良い」など多くの部門で北海道の大学で1位にランクインされている。(北海道の大学数は日本の都道府県の中で4番目に多い)北東アジア地域への関心が高い、主体性を持って学問に取り組みたい、将来はビジネスでグローバルに活躍したいといった目的を持つ受験生なら、本州・四国・九州など北海道外からの進学もぜひ検討をお勧めしたい。