アメリカ分校を持つ国内最大の女子総合大学―武庫川女子大学

アメリカ分校を持つ国内最大の女子総合大学―武庫川女子大学

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理系から文系、音楽、スポーツまで幅広い学びのフィールドを持つ武庫川女子大学。学生数1万人は全国の女子大学で最多となる。2024年4月に歴史文化学科を開設し、12学部20学科に。同時に英語グローバル学科が英語文化専攻とグローバル・コミュニケーション専攻の2専攻制に分かれ、次のステージを目指す。アメリカに分校を持つ数少ない大学としても知られる武庫川女子大学の、伝統に裏付けられたグローバル教育を紹介する。

アメリカにあるもう一つのキャンパス アメリカ分校

武庫川女子大学アメリカ分校はアメリカワシントン州スポケーン市に1990年に開校。武庫川女子大学の在学生と附属校の生徒だけが留学できる「もう一つのキャンパス」だ。4か月間の留学を必修化している英語グローバル学科をはじめ、経営学科、教育学科が4か月間の留学プログラムを設定。その他の学部学科でも、専門教育に関連する演習や研修を組み込んだ3〜5週間の留学を希望者に実施している。

コロナ禍による2年の中断を経て、2022年9月から留学を再開。2022年度秋学期(英語グローバル、教育、経営)、2023年度春学期(英語グローバル)、夏季留学プログラムと順調にプログラムが進行している。

分校で過ごす間、使う言葉は原則、英語だけ。教員はすべてアメリカの大学院修士課程でTESOLの資格を得たネイティブスピーカーだ。きめ細かくレベル編成された1クラス10数人の少人数教育。授業では、reading, writing, grammar, oral communicationの4技能の修得はもちろん、ディスカッションを中心に、表現力や論理的思考力を養う。アメリカの大学入学に必要な基礎的教育を参考にプログラムが組まれており、CEA(アメリカ教育省の外郭団体である英語教育認定協会)からアメリカの大学レベルの教育機関として認定されている。

スポケーンの町に育まれ、異文化理解を促進

古き良きアメリカが息づくスポケーン市は、武庫川女子大学がある西宮市の姉妹都市。市内にはゴンザガ大学、イースタンワシントン大学、ワシントン州立大学など多くの大学がある。武庫女の学生たちは現地の小中高校生や大学生と交流しながら異文化理解を深める。スポケーンの町全体が武庫女生に対して、親戚のようにフレンドリーだ。留学中、週末の2、3日間、学生のホームステイの受け入れにも協力的で、開校以来、ホストファミリーとなった家庭は延べ5000以上。帰国後も交流を続ける学生が多数いて、英語を学び続けるモチベーション維持につながっている。アメリカ分校附属の「日本文化センター(JCC)」は日本文化の発信基地。学生たちはここを訪れる現地の人たちに、英語で日本文化を伝える役割も担っている。

英語力だけじゃない!寮生活で人間力も飛躍的にアップ

アメリカ分校留学中、学生は数人ずつ寮に入り、共同生活を体験する。多くの学生にとって家族以外との長期にわたる共同生活は初めての体験だ。我慢も必要だが、譲り合いながら、互いが快適に過ごせるよう考える中で、人間的に成長する。学生たちをサポートするのは、レジデント・アシスタントと呼ばれるアメリカ人の大学生。学生と年齢も近い、「お姉さん」的存在だ。勉強のことからプライベートなことまで、なんでも相談に乗ってくれるが、もちろん「英語」で。つまずきながら、いつの間にか語学も人間力も飛躍的に伸びる。

2024年4月、英語グローバル学科は2専攻制へ

文学部英語グローバル学科が2専攻制に進化する。両専攻とも、アメリカ分校留学を軸に高度な英語教育と日米連携教育を推進。それぞれの専攻が提供する多様な学びを通して、英語力と国際感覚、複眼的思考や探求力を養う。

英語文化専攻

70年以上の歴史がある「武庫女の英文」。その伝統を受け継ぎ、英語のスペシャリストを育成する。

1年次の基礎教育と2年次のアメリカ留学、そして上級者向けには英語上級者認定プログラム(通称ACE)を準備して、徹底した英語運用能力の強化を図る。また、4年間を通して異文化理解・英語文学・英語学・英語教育学の4つの科目群を幅広く学び、世界に通用する対応力を身に付ける。英語を様々な観点から学ぶことで、柔軟な思考力を身に付け、多様性に目を拓いていく。

グローバル・コミュニケーション専攻

語学力とコミュニケーション力を駆使して世界で活躍できる人材を育成する。

1年次の基礎教育やアメリカ留学を通して、国際社会で必要な英語力や多文化共生・多様性の感覚を身に付ける。2年次からは、世界の国と地域を研究し、国際関係、国際協力の在り方を知るグローバルスタディーズ、世界で役立つビジネスやマネジメントを学ぶビジネスコミュニケーションの二つの側面からグローバル市民を育てる。

英語グローバル学科の特設サイト

歴史文化学科開設。文学部がさらに進化

2024年4月、文学部に新たに歴史文化学科が誕生する。領域は日本史だ。膨大な歴史が堆積するヒストリカルワールドを「現代を生き抜くアイデアの宝庫」と位置付け、京阪神を中心にフィールドワークを実施。「ひと」「もの」「ところ」を題材に、歴史学、民俗学、地理学を駆使して課題解決力と未来を展望する力を培う。

特色は女性を中心とした生活者の視点だ。女子大学ならではの資料と知見を活かし、教科書にはなかなか描かれないもう一つの歴史を紐解く。史実と向き合うことで探究心、調査力、分析力を磨き、幅広い分野で活躍する人材を育成する。

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