箱根の豊かな大自然の中で展開するイマドキの教育とはー函嶺白百合学園中学校高等学校

箱根の豊かな大自然の中で展開するイマドキの教育とはー函嶺白百合学園中学校高等学校

寮のある学校の相談会。今回は参加校の中から首都圏の皆さんには温泉や観光としておなじみの箱根町強羅に位置する函嶺白百合学園中高に伺い教頭の柳 宣宏先生に「寮のお話から学校教育~大学進学まで」お話を聞いてみました。

親の認識が変化して、函嶺白百合の教育を評価してくれるように

編集部:ここ数年寮に関する問い合わせが増えてきたそうですが

柳先生:はい。本校のマリア寮では現在25名の生徒が在籍しています。ここ2,3年で急激に問い合わせが増えておりそろそろ最大収容定員(約40名)を意識して対応していかなければいけない感じになってきたのはありがたいことです。しかしそれよりも親御さんの本校に対する考え方の変化に一番
驚いています。

編集部:親御さんの函嶺白百合学園への印象が大きく変わったということでしょうか。

柳先生:ざっくり言うと一昔前は、ご子女に白百合学園のカトリック教育を受けさせたい。そしていずれは附属の白百合女子大学に進学させたいと思っているのに近くに「通える白百合」がない。そういうご家庭からの「寮のある白百合」としてのニーズが高かったように思います。しかし近年は附属校としてだけでなく函嶺白百合の教育の中身に興味を持っていただいてのお問い合わせが多くなってきました。

函嶺白百合学園中学校高等学校 教頭 柳 宣宏先生

編集部:それはうれしいことですね。具体的にどんな進学理由が多いのでしょうか。

柳先生:端的に申し上げますと2点です。まず1点目は箱根という立地、そして1学年30名というコンパクトさを生かした「課題解決型の実践的教育」。そして2点目は小人数や入学難易度の割に「非常に高い大学進学実績」になります。

そしてこの2つは密接に関係しているのです。昨今大学入試は大きく変化しておりいわゆる学力型の一般選抜から指定校、学校推薦型、総合選抜型入試が増えているのはご存じだと思います。本校は中1~高3まで一貫して座学と同じくらい課題解決型の実践教育を大切にしています。いわゆる受験勉強一辺倒にならずに、実体験や実践とバランスを保って生徒を育んでいます。生徒たちも自分たちの日々の学びが世の中とどう関係があるのか。またPBLなどの場では自分の発表が社会から評価され、社会に還元されていく瞬間に立ち会い、学ぶことの楽しさに目覚めていきます。こうした教育は現在の大学入試において非常に有効なのです。そして箱根という場所はこうした観点からは非常に恵まれています。たとえば箱根特有の生物について箱根ジオミュージアムの方から教えを受けたり、箱根の観光の在り方、箱根の盛り上げ方についてNPOの方とPBLを行ったり。日ごろから身近に自然と接するので環境意識も身につきますし、SDGsの学びにも自ずと力が入ります。そして自然だけではなく近くにはポーラ美術館や箱根彫刻の森美術館など文化芸術施設もあります。大自然の中ですが文化に囲まれ大人顔負けの実践教育が繰り広げられている。非常におもしろい環境だと思いますよ。

マリア寮について(気になる食事面や勉強面など)

編集部:マリア寮について教えてください。

柳先生:はい。収容定員は約40名です。部屋はコミュニケーション能力を磨いてほしい。人と人のあいだで共同生活を通して人間性を成長させてほしいという想いから2人部屋への入寮を基本としています。

編集部:食事などはいかがでしょうか。

柳先生:食事!これには自信があります。箱根のある旅館の料理長だった方をシェフとして迎えています。旬のものをとてもおいしく食べさせてくれます。私達もたまに食べるのですがほんとうに美味しい。食事についても楽しみにしていてほしいです。

編集部:日々の学習(勉強の時間)などはいかがでしょうか。

柳先生:学習時間についても中学生は最大3時間半、高校生は最大4時間半、日常的に確保できるようにしています。また先ほど原則2人部屋とお話しましたが、高校3年生になると大学受験の用意もあるため1人部屋になることが多いです。

大学進学実績について

編集部:親御さんはやはり6年後の大学への進学を気にされると思いますが。

柳先生:はい。その点でも本校は入学難易度と比べると非常にお得感が強いと思います。こちらの表は昨年2021年度の進路実績を示したものです。卒業生の94%が4年制大学へ進学していますが、そのうちの「学校推薦型・総合選抜型入試、指定校推薦等で実に83%が進路決定しているのです。
小人数なのもやはりいいです。たとえば上智大学への進学などは他の女子校などは学内選抜だけで大変な倍率になると聞いたことがあります。保護者からも人気の白百合女子大学への推薦も諸条件はありますがほぼ人数に制限がない状況です。

2021年度進路実績 学校推薦・総合型で実に8割を超えている

編集部:これはすごくわかりやすいですね。先ほど伺った実践的な学びの効果によるものでしょうか。

柳先生:総合型選抜や学校推薦がメインになってくると日々、それに適した学びを展開している本校には有利に働くのではないかと考えています。また正直に言うと、この1学年あたり30名という規模感がそうさせているところは大きいです。教員が「いついつに発表するからグループごとにプレゼン資料を作って動画を作成してください」と言ってもすぐに評価ができます。これが1学年150人いる学校だと同じことは成立しません。

編集部:総合型や学校推薦が多いとはいってもどうしても一般選抜が必要な大学もあると思うのですが。

柳先生:国公立大学や医学部に代表される医療系などまだ一般選抜が主流の大学を希望する生徒も中にはいます。しかしそこでもこの小人数制が優位に働くのです。一般選抜を希望する層が少ないので逆に教員が希望する生徒達を各教科徹底して面倒を見ることが可能になります。実質的に高校2年生からはほぼマンツーマンで補講や補習をしてもらえます。多くの生徒は課題解決型の教育を中心に学習して、一部の一般選抜に対応する学力が必要な生徒については教員が一致団結して教科の面倒を見ます。受験指導についても生徒のニーズに合わせた良い対応ができていると感じています。

受験生に向けて

編集部:貴重なお話をありがとうございました。受験生・保護者に向けて一言いただけますか。

柳先生:本校は箱根という大自然の中にありながらその環境を最大限に生かした「イマドキの教育」を展開していると自負しています。白百合の名のもと礼節をしっかりと身につけつけながら、実践的な教育で一生学ぶ楽しさを教え、世界で活躍できる女性を育てます。こちらでお話したことはほんの一部ですが、少しでもご興味のある方はどうかお気軽に。相談会の会場でも学校でもお越しください。
 

〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320
函嶺白百合学園中学校・高等学校
0460-87-6611

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