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世界に通用する知識と技術、英語能力を身につけるため、1年次からAIやサイエンス、数学、IoTなどを統合的に英語で学ぶ「English STEM教育」に力を入れている国際高等専門学校(以下 国際高専)。3年生は全員がニュージーランドに留学し、国立オタゴポリテクニクで専門科目を学べるのが大きな魅力だ。ここ2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で国境が封鎖され、オンラインでの受講に移行していたが、2022年8月、ついにニュージーランドへの入国が可能となり、留学プログラムが本格的に再開された。
自然豊かな学園都市、ダニーデンで学ぶ
一般的に海外留学を特色にしている学校でも、必ずしも全員が行けるとは限らない場合がある。その点で国際高専では3年生でのニュージーランド1年間留学が全員必修になっている点が大きな特色だ。国際高専では2年生終了時点までに達成するスコアとして、海外の大学進学レベルとされるIELTS(アイエルツ)5.5を目標としている。英語に自信がある人はもちろん、はじめは英語に自信がなくても英語を使って何かをしてみたいというマインドがある人にとって、国際高専は英語力を伸ばせる環境があるのだ。
3年生の留学の地となるダニーデン市は、ニュージーランド・南島の南東「オタゴ地方」に位置する。1848年にスコットランド移民によって開拓された歴史をもち、ニュージーランドのなかでも比較的大きな都市だ。国内最古の歴史をもつオタゴ大学をはじめ、周囲にいくつもの教育機関があるため、地域人口の20%以上が学生という、まさに学園都市。自国の学生はもちろん、各国からの留学生が集まっている。
また、周辺には豊かな自然環境が残ることでも知られており、海岸ではペンギンやアシカを観察することもできる。勉強の合間に自然を感じながらのびのびと学修するのに最適で、日本からの留学生にも馴染みやすい環境だ。
国際高専とオタゴポリテクニクとの間で協力協定が結ばれたのは国際高専の前身となる金沢工業高等専門学校時代の2002年。日本の学生が英語の環境下で工学の知識や技術を習得する目的で始まった。国際高専に校名が変更され、新しいカリキュラムが始まった2018年入学の第1期生が3年になる2020年にはプログラムの改訂が行われ、それまで独立して学んでいた国際高専生と、オタゴポリテクニクの学生とが、共に通常授業を受ける期間が設置されたのだ。
ニュージーランドでの生活や現地の授業で必要な英語スキルを学ぶ「ファンクショナルイングリッシュ」や技術英語を学ぶ「テクニカルイングリッシュ」、3DCADや電気工学、数理、レゴプロジェクトに取り組む「工学実技」のほか、国際高専の教育の中心軸にある「エンジニアリングデザイン」も現地で行われる。さらに専門科目として「数理工学」を必修科目として履修し、その他「コンピュータスキルズ」「プログラミング基礎」「電気基礎」「工業力学」「材料科学」から2科目を選択して受講する。企業へのインターンシップやプロジェクト活動など、魅力的なプログラムが用意されている。現地ではホストファミリーの家にホームステイ。困ったことがあれば常に誰かに相談できる体制のもと、存分にニュージーランド生活を堪能することができる。
留学プログラムの再開に地元メディアも注目
2022年4月からオタゴポリテクニクの授業をオンラインで受けていた国際高専の3年生。8月からニュージーランドへの渡航規制が全面解除となったことを受け、24日には全員が無事にニュージーランドの地を踏んだ。空港でオタゴポリテクニクのスタッフに出迎えられた学生たちは、そのままキャンパスに移動。そこで各自のホストファミリーとの初対面も果たし、歓迎レセプションに参加した。
2020年3月に国境が封鎖されて以降の3年間以上、留学生の受け入れを停止していた。オタゴポリテクニク。国際高専の事例が留学生の受け入れ再開第一号とあって、WEBサイトでは今回のことを写真付きで掲載している。
また、現地メディアも注目。地元紙『Otago Daily Times』による取材が行われ、歓迎レセプションを終えた学生たちの様子を新聞で報じるとともに、webでは動画も公開。留学生活で経験したいことについて聞かれた山崎史依さんが
「食事や、大自然を楽しみにしてきた。ペンギン、アシカといった珍しい生き物を見たり、マオリ(ニュージーランドの先住民族)の文化についても学んだりしたい」と、英語で応じる様子も紹介されている。
▼オタゴポリテクニクのWEBサイト
https://www.op.ac.nz/about/news/otago-polytechnic-resumes-hosting-japanese-learners/
▼『Otago Daily Times』のWEBサイト
https://www.odt.co.nz/news/dunedin/japanese-students-return
留学の様子をツイッターで更新!
『Otago Daily Times』のインタビューに応じた山崎史依さんは、【ニュージーランド留学記】と題して自身のツイッターで留学生活を発信している。
ニュージーランドならではの食べものをはじめ、ホストファミリーに日本の手巻き寿司をふるまう様子などをツイート。Pythonを使ったシングルボードコンピュータ・Raspberry Pi(ラズベリー パイ)のコーディングの様子など学びの様子も発信している。臨場感たっぷりに現地の様子を語っているので、ぜひチェックしてみてほしい。
国際高専3年 山崎史依さんのTwitter【ニュージーランド留学記】より
https://twitter.com/ShiiYamazaki
留学までの2年間で鍛えられる英語力
国際高専は学校法人金沢工業大学が運営する私立の高専だ。1、2年生は全寮制の白山麓キャンパス、3年生はニュージーランドへの1年間の留学、4、5年生は金沢工業大学と共有する金沢キャンパスで大学の専門科目を履修、大学4年生や大学院生と一緒に研究プロジェクトを行うなど、高校や他高専とは一線を画す特色ある教育が行われる。卒業後は金沢工業大学の3年に編入。新設の国際教養理工学環で学び、同大学院の修士課程までを含めてグローバルイノベーターを育成する「5+4」の9年一貫教育を展開している。
1年間の留学と聞いて、「英語に自信がない」と心配する受験生もいるかもしれないが、入学して数ヶ月で耳が慣れてくるのだという(国際高専YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/c/ICTKanazawa「学生によるコンテンツ」ではさまざまな経験が発信されている)。ネイティブ教員のサポートのもと、自分の好きなものづくりに夢中で打ち込むうちに、自然と英語が自分のものになる。日本にいながら国際感覚を身につける体験をぜひ味わってみてはどうだろうか。
国際高専では11月6日(日)に白山麓キャンパスで学校見学会を開催する。「English STEM授業体験」や「Bridge English授業体験」といった英語で行われる特色ある授業が体験できる他、キャンパスツアーも行われる。同校の魅力が実感できる絶好の機会だ。
また大学通信主催の私立中高進学説明会(11月6日秋葉原)にも参加しているので、当日、白山麓まで行けないという方は、ぜひ国際高専のブースに立ち寄ってみてはどうだろう。
■【中学生対象】国際高専学校見学会
11月6日(日)13:30–16:30[要予約]
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/schooltours/
私立中高進学相談会
11月6日(日)秋葉原 AKIBA SQUARE
12時30分から16時30分まで、要予約
予約は10月中旬から以下のサイトで受けつけます。
https://univ-online.com/yoyaku_soudannkai
主催 大学通信
寮のある学校合同相談会
名古屋会場
11月 4日(金)名古屋駅直結(桜通口側)・マリオットアソシアホテル17階 コスモス
神戸・三宮会場
11月5日(土)
スペースアルファ三宮・センタープラザ東館6階
13:00~17:00
横浜会場
11月11日(金)横浜駅西口・タカシマヤローズホール
13:00~17:30
東京会場
11月12日(土)品川駅港南口・フクラシア品川クリスタル
13:00~17:00
予約不要
https://zenryokyo.com
主催 全国私立寮制学校協議会