福祉マインドを希求する社会的要請に応えたいー立正大学 社会福祉学部

福祉マインドを希求する社会的要請に応えたいー立正大学 社会福祉学部

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「モラリスト×エキスパート」の育成を教育ビジョンとする立正大学。2021年に創設25周年を迎えた社会福祉学部は、社会福祉、教育、保育の未来を担う人材を数多く輩出してきた。福祉のマインドを持ち社会的要請に応え続ける同学部の学びの特色について、社会福祉学部長の板野晴子教授に話を聞いた。

「自分のため」の学びが「誰かのため」の力になる

社会福祉学部長 板野晴子教授

立正大学社会福祉学部の特徴は、社会福祉や教育、保育の世界で実務経験を長年積んできた教員数の多さにある。現場の第一線で培われた豊富なノウハウや専門的な知見、先端的な理論・研究を指導に還元することで、学生の理解が促進される。また、教員の研究テーマが多用で幅広く、 ヤングケアラー、引きこもり、福祉行政、教科教育法等、各分野における研究をリードしている。学生が自分で探究したいテーマを見つけやすいことも特徴だ。熊谷市との連携による子育て支援センターが設置されており、 授業内容と紐づけた深い学びが得られるという。

「示唆に富んだ事例に基づく授業には臨場感があり、学生の理解度や満足度を高めています。現場で何が起き、何が問題か、今後は何が必要なのかを体感できる環境です」(板野学部長)

学生は、1年次に必修科目である「学修の基礎」を履修し、学びの骨格や全体像を把握する。その後、現場での実習などで実践力を身につけるとともに、社会福祉の意義や価値、社会が抱える構造的な問題、現場での人間関係や援助のあり方、さらに具体的な取り組みの効果や必要性など、幅広く学んでいく。その目的は、より望ましい未来に向けて社会福祉や保育の仕組みを再構成していくことにある。

同学部には、社会福祉的な支援を必要とするような人々が身近にいる学生もいるという。彼らは入学後に自らの問いを理解してくれる教員との出会いから安心感を高め、学びを通じて同じような苦しみを生む社会背景や環境要因を客観的に見つめながら、解決策を専門的に模索できるゼミを選択する。

「本学部が向き合うのは“人〟。自分に向き合うことで社会に向き合い、自分の経験を生かして他者に尽くそうという意識が定着します。社会福祉学部は、自分も含めた多くの人々の人生を豊かにするための学部なのです」

保育内容の指導法[表現・造形]の授業風景

資格取得や就職を強力にサポート

社会福祉学科では、国家資格合格率が、直近3年度の卒業生実績の平均で、社会福祉士は58.5%、精神保健福祉士は90.5%となっている。それぞれの全国平均が29.1%、63.0%であることから、奮闘していることがわかる。

一方、子ども教育福祉学科では、音楽によって子どもの心と体を育む音楽教育法である「リトミック」の実践力向上が期待できる。リトミックは、保育や教育分野への活用に意義を見出した社会福祉学部が、先駆的にカリキュラムに導入したもので、リトミック指導者資格の合格者数では全国1位を記録している。

また、保育士の質の向上や労働環境の改善を目指す取り組みとして、埼玉県の事業である保育士キャリアアップ研修を受託。本学部の教授陣の実践力・教育力は、学生のみならず、社会人教育においても高い評価を得ている。

さらに小学校教員の養成においては、教員採用試験の合格だけを目指すのではなく、教員に必ずなれるような資質・能力の育成に努めている。学生は学内選考で優秀と認められると、各都道府県等の教員採用試験の学内推薦候補者となり、一次試験が免除される。また、教員になりたい学生は、受験ゼミ(自主ゼミ)に参加し、入学当初より学生同士が切磋琢磨する風土が根づいており、教員採用試験の合格率は年々向上している。また万が一、教員採用試験で残念な結果に終わっても、産育休代替教員として、ほぼ100%の学生が就職できるように就職サポートも行っており、就職4か月後の次年度の教員採用試験ではその多くが正規教員として採用されている。

リトミックの授業風景

福祉マインドが多分野で求められている

社会福祉学部で育まれるのは、「エキスパート」にふさわしい職業人としての資質と、幅広く応用可能な福祉マインドを持つ「モラリスト」としての素養だ。同学部の卒業生は社会福祉分野にとどまらず、多様なフィールドで活躍している。昨今は一般企業が多様な人材確保を進めるなか、特に福祉的な観点や教育的な観点で課題解決策を考えられる人材が重視されており、同学部はリアルな社会のニーズに実直に応えていると言える。

「“福祉人〟として他者に接し、人や社会を考察する姿勢は、福祉専門職以外の自治体や教育機関のほか、一般企業でも存分に生かせるものです。相手との円滑なコミュニケーションや信頼関係の構築など、どんな場面でも社会福祉の学びが生かされ、社会が求める人材となりうるのです。立正大学社会福祉学部は、社会福祉や教育、保育を軸に、学生の個々の興味に応えながら多様な将来につなげられる学びの宝庫でもあります。さまざまな興味や可能性の“種〟を育てるために、学生一人ひとりに合った多彩な栄養を与える環境を整えていますので、ぜひ皆さん一人ひとりの個性が詰まった種を持って入学してきてくれることを願っています」

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