地域を支える人材づくりー旭川大学・旭川大学短期大学部

地域を支える人材づくりー旭川大学・旭川大学短期大学部

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北海道第2の主要都市・旭川市に位置し旭大きょくだいという愛称で親しまれている旭川大学。国公私立を通じ道北で唯一の総合大学であり、大学・短期大学ともに少人数制のゼミナールが学びの特徴で、地域に根ざした視点で専門性を磨いている。高い就職率を実現してきた独自性の高い学びとキャリア支援のあり方を紹介しよう。

国公私立を通じ道北で唯一の総合大学

旭川市は北海道のほぼ中央に位置し、県庁所在地の札幌市とは特急列車で約1時間半ほどの距離にある。市内にはJR北海道の4路線が乗り入れる旭川駅、空の玄関口である旭川空港のほか、道央自動車道や主要国道が走るなど、交通拠点が充実した北海道で第2の規模を誇る主要都市だ。市内には国立の医療系単科大学と教育学系単科大学が存在するが、短期大学も併設する私立総合大学として道央・道北エリアの大学教育を支え続けている。「地域に根ざし、地域を拓き、地域にひらかれた大学」を理念とする同大学は、1968年の建学以来、グローカル(グローバル+ローカル)な視点による幅広い学びで地域を支える人材育成に力を注いできた。

1年次からのゼミ形式授業できめ細かく学びをサポート

旭川大学は経済学部・経営経済学科)と保健福祉学部・コミュニティ福祉学科/保健看護学科の2学部3学科、また短期大学部では食物栄養学科(2022年度より名称変更予定)・幼児教育学科の2学科を設置している。政治経済・社会福祉・医療など多分野に渡る専門教育と人材育成を通じて地域社会に貢献している。

大学・短大ともにその学びのベースとなっているのが、1年次から始まるゼミナール形式の授業だ。(保健看護学科はゼミナールではなく看護研究を実施)教員一人あたりが担当する学生数は十数人の少人数制のため教員と学生の距離も近く、文献の読み方や資料収集の方法などきめ細やかなサポートや指導を通じて学生に寄り添った教育を実践している。

特徴はそのゼミの選択肢が非常にユニークかつ多岐に渡っていることだ。たとえば経済学部を例に挙げると、貧困と食糧問題を考察する、環境問題を経済学的にアプローチするなどグローバルな問題を扱うゼミもあれば、北海道開拓の光と影を紐解くダークツーリズム、旭川の食文化であるラーメンを活用した経営戦略の考案など、ローカルかつ独自の切り口で専門分野を学べる個性的なゼミも揃う。

コミュニティ福祉学科では1年次からのゼミ参加だけでなく、2年次では必修科目のコミュニティ調査実習で「地域調査」を実施。これは旭川市および道北地域の福祉先進地に出向いて聞き取り調査を行うもので、地域の人に触れ、その暮らしを肌で感じる地域密着型授業の一環だ。調査で収集したデータは現状分析や新たな福祉ニーズ捕捉に活用されているが、こうしたソーシャルワーカーに必要なスキルを授業で磨くことで、実践能力の高い人材を育成しているという。

また保健看護学科では充実した実習施設を備えており、そこで培った知識や技術を地域の現場で発展させる「臨地実習」を行っている。ここでもやはり地域の保健・医療の現場で学生は実践的なスキルを高めており、同大学では看護師国家試験95.7%、保健師国家試験100%と、全国平均より高い合格率を実現しているのだ。

就職率100%を支える地元企業や自治体からの期待

旭川大学がこだわってきた、地域に深く根ざした実践的な学びは、非常に高い就職率として結実している。短期大学部幼児教育学科の98.9%を除く、残りすべての学科で就職率は100%を達成。就職先は企業・自治体・病院・保育園・学校や幼稚園の教員など北海道内が大半を占めており、同大学の教育成果に対する認知度の高さだけでなく、地域からの厚い信頼と期待もうかがえる。もちろん歴代のOB・OGによる活躍や実績の積み上げもその一端を担ってきたことだろう。

また、この就職率をバックアップしているのが、キャリア支援課による「キャリア教育」と「キャリア講座」だ。これは就職を最終目的にしていない点が一般的なキャリア支援と一線を画しており、キャリアの形成を学生ひとりひとりの人生、生き方と捉えている。授業、学校行事、部活動や学外活動などの普段の学生生活もキャリア形成や社会人としての能力形成につながっていると、1年次から意識づけがなされているのだ。また少人数制のゼミナールは就職支援においても強みを発揮しており、担当教員が学生ひとりひとりに親身なアドバイスを施すとともにキャリア支援課がそれをサポートするなど、教員と担当部署が連携しながら学生と実社会の架け橋となってくれているのだ。

コロナ禍で地域社会での人と人のつながりがあらためて見直されて強化されつつある現在、地域課題を深く考察してきた同大学への人材ニーズますます高まっていくはずだ。

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