経済負担を軽減しながら最先端の歯学教育を受けることができるー鶴見大学

経済負担を軽減しながら最先端の歯学教育を受けることができるー鶴見大学

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入試で頑張った受験生を経済面で支援する制度が充実している鶴見大学歯学部。在学中も多様な奨学金が用意され、全ての奨学金制度を合わせると、全学生の1割以上が受給していることになる。奨学金を受給しなくとも、2022年度から学費を下げるという学生に優しい鶴見大学。奨学金制度と教育の特徴について、歯学部長の大久保力廣教授にうかがった。

新入生特待奨学生制度を拡充

― 一般選抜の成績上位者を対象とした給付型の奨学金制度を拡充するそうですね。

昨年までの一般選抜を対象とした奨学生の選抜は、大学入学共通テスト利用型の「特別奨学生制度」と個別選抜型の「新入生特待奨学生制度」がありました。22年度入試からは、特別奨学生制度を廃止し、新入生特待奨学生制度を拡充します。この背景には、共通テストと個別選抜の合格者を比較した際、後者の方が入学意思の強い学生が多いことにあります。

対象者は10人から30人に拡充し、成績1位から3位までに初年度学納金から350万円を免除します。また、コロナ禍で経済状況が厳しい家庭が増えていることから、負担を軽くするために22年度から入学時の学納金を515万円から350万円に減額します。つまり、初年度の学納金が全額免除になる可能性があります。それ以外にも、4位から10位までが200万、11位から30位までは100万円を免除します。手厚い奨学金制度を用意することで、在学中のモチベーション維持に繋がってほしいと考えています。

奨学生になれる可能性を拡大

― 一般選抜以外で入学する受験生にもチャンスがあるそうですね。

学校推薦型選抜や総合型選抜で、年内に合格が決まった受験生には「奨学生チャレンジ制度」があります。合格を維持したまま1月の特待生選抜試験を受験して、新入生特待奨学生を目指すこともできるのです。受験料は無料ですから、積極的にチャレンジしてほしいですね。

また、22年度から、学校推薦型選抜と総合型選抜等で合格した受験生を対象に、入学前授業を行います。受験科目以外の科目が苦手な受験生もいますので、入学時に弱点がない学力を身に付けてほしいのです。入学前授業で学力が上がれば、特待生選抜試験でも頑張れます。年内に入学が決まると、気が緩みがちですが、入学前授業や「奨学生チャレンジ制度」を設けることで、モチベーションを高めてほしいと思っています。

― 2年次以降も数多くの奨学制度が用意されています。

歯学部後援会が出資してくださっている歯学部後援会奨学生や、歯学部同窓会がファンドを作り、クラブ活動など課外活動に力を入れている学生を支援する歯学部同窓会奨学生。さらに、石間奨学生や中根環堂奨学生、さらに海外での活躍を目指す学生を対象とした氏家優子奨学生があり、全学生の1割近くが奨学金を受給しています。経済的な理由から、学納金の支払いが困難な学生には、貸与制度を用意しています。

― 奨学生に対して、どのような期待をしていますか。

奨学生になると授与式があります。それを終えると、他の学生の模範になり、しっかりと自覚をもって勉強を継続していこうという気持ちが生まれるようです。そして、周りの学生の勉強が分からないところを教えるなど、勉強におけるスモールグループのリーダー的な存在になっています。教員による指導はもちろん大切ですが、学生同士の学びも推奨しており、そこで奨学生が活躍しているのです。

奨学生にとっても、教えることで理解が深まり、自らも伸びるという効果が期待できます。奨学生になった学生は、非常に高い学力を維持しており、ほとんどがストレートで歯科医師国家試験に合格しています。

学生時代から担当医として実習できる環境

― 鶴見大学歯学部の教育の特徴を教えて頂けますか。

本学の建学の精神は、「大覚円成 報恩行持」。現代語に訳しますと、「感謝のこころ 育んで、いのち輝く 人となる」です。周りへの感謝を忘れず真の人、輝く人になるということを意味します。歯科医師は患者さんがいなければ成り立ちません。患者さんにも感謝することにより、自然に患者さんから感謝されるようになります。この建学の精神のもと、常に感謝の気持ちを持つ歯科医師を育てています。

― 通常は歯学部を卒業後、臨床医になって初めて患者さんを診ることになりますが、鶴見大学では、学生時代から診察ができます。

初代学部長の長尾優教授は、学部の建学の精神を「恵愛を敦くし、以て医の心と為す」としました。つまり、良き臨床医を育てることを目的に歯学部を開設したのです。良き臨床医を養成するために、学生ながら担当医となる「診療参加型臨床実習」に力を入れています。学生時代から患者さんを実際に診療することによって、卒業時には、立派な歯科医師になる資質を身に着けることができるのです。患者さんはベテランの医師に治療してもらいたいものですが、学生のためにとお願いしています。こうした診療参加型臨床実習ができるのは、附属病院があることで、たくさんの患者さんに助けてもらえるからです。

― カリキュラムの特徴を教えてください。

本学は、短期集中型のカリキュラムを導入し、前期を2期、後期を3期に分けています。本来は14週で一つの授業を終えるところを7週に短縮し、前期(1期、2期)、後期(3期、4期)の計4学期で学年のカリキュラムを履修し、後期の5期を総復習に充てることで、知識の定着を図ります。国家試験の難易度が上がっている現状でストレート合格をするために、短期集中型のカリキュラムを導入しています。

短期集中といっても、詰め込み式でたくさんの講義をすればいいということではありません。本学では、学生と教員の距離を近くするため、学生4、5人当たり1人のチューターを配しています。毎週一回はチューターと面談することで、授業の分からないところや、健康や精神面のフォローアップをしています。

― 歯科医師国家試験対策はいかがですか。

チューターによる教育指導とともに、全講義を録画して、いつでも復習ができるシステムや、学生アンケートを通して、授業内容の充実を図っています。さらに、国家試験の模擬試験を通して自分の弱点を把握し、その克服を目指す取り組みにも力を入れています。

― 最後に、鶴見大学歯学部はどのような学生を求めているのか、教えてください。

歯科医師として人の役に立ちたいという歯科医師の基本的資質を備えた受験生を求めています。今は歯科医療に関して詳しく分からなくても構いません。やる気さえあればしっかり指導していきますので、まずはやる気を持って入学してもらいたいと思います。

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