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2019年入試で実志願者数日本一となった法政大学。その背景にあるのは、学部・学科及び入試の多様性に加え、国際性、就職力など受験生の多様なニーズに応えるキャパシティの大きさ。その具体的な魅力について、入学センター長の菊池克仁さんに聞いた。
15学部38学科のスケールメリットと多様な入試方式
私立大学の一般入試は、1人の受験生が同一大学の複数学部・学科や入試方式を併願できるため、延べと実際の志願者数(実志願者数)は異なる。法政大学の19年入試の実志願者数は5万7457人で全国の大学の中で最多だった。受験生の実数が日本一多い大学となった理由について、入学センター長の菊池克仁さんは、「学生の多様な学びのニーズに応える15学部38学科のスケールメリットと、迎え入れるための受験方式が揃っていること」と話す。
法政大学の一般入試は、同日に行われる2科目型のT日程入試と英語外部試験利用入試から始まる。T日程入試は同じ受験科目なら学部併願が可能。英語外部試験利用入試は、学部が求めるスコアをクリアしていれば、T日程入試と同じ英語以外の1科目の点数のみで合否が決まる。また両方式の併願が可能だ。続いて、グローバル教養学部を除き3科目で実施する学部個別のA方式入試が実施される。入学センター長の菊池克仁さんは言う。
「科目の得意不得意はあると思いますが、自分を分析した上で各入試方式を選んで出願してもらえればチャンスが広がります。過去問題を解いて出願傾向を把握し、複数学部を併願することで合格率が高くなります。」
大学入試センター試験利用入試は3教科型のB方式と5教科6科目型のC方式がある。C方式は、国公立大前期日程の受験前に合否が分かり、後期日程の合格発表後に入学手続き締切日が設定されているので、国公立大志望者が出願しやすい方式だ。ちなみに、現在の入試方式は、高大接続改革が進んでも継続される。菊池さんは言う。
「これまでも多様な入試方式を用意して、時代の変化に対応しながら活躍できる人材に入学していただいています。高大接続改革の理念と照らして、現時点で既存の入試制度を大幅に変える必要はないと考えています。見直しは進めますが、21年入試が大きく変わることはありません」
IB校が認めた法政大学の高い国際性
実志願者数の多さは、大学自体の魅力から逆算した結果。スーパーグローバル大学に選ばれている法政大学の大きな魅力は国際性といえよう。法政大学が行っている国際バカロレア(IB)入試の志願者は年々増えているという。海外志向が強く、海外大学も視野に入るIB校の生徒が法政大学を選んでいるのは、多くの英語の学位プログラムを用意するなど、同大のグローバル化への期待の高まりを感じる。充実した留学制度も魅力だ。
「各学部には独自の留学制度であるスタディアブロード(SA)プログラムがあります。20年から情報科学部が、SAを始めることで、全15学部が実施することになります。大学全体としての交換留学や短期留学制度も充実しています。派遣留学の場合最大100万円の奨学金が給付される他、SAも含め多くの留学制度で奨学金を用意しています。インターンシップやボランティアを含め、25%程度の学生が海外に出ています」(菊池さん)
ネイティブスピーカーを中心として英語スキルを養成するERP(英語強化プログラム)やグローバルラウンジなど、学内における語学力養成にも力を入れる。学士課程の入学者や交換留学など、海外からの留学生も年々増えているという。
菊池さんは、「首都圏のみならず特に地方の受験生にこそグローバル環境の中で学んでほしい」と話し、こう続ける。「大学を卒業後、例えば地元に戻り就職しても、海外の企業や外国人と協動する時代にあって、多様な人と触れ合うことができる東京の法政大学での経験が力になると思います。1都3県以外の高校出身者を対象とした、入試出願前予約型の『チャレンジ法政奨学金』も用意していますので、活用してほしいですね」
グローバル化の文脈の中で、法政大学はSDGsの活動にも力を入れる。人間環境学部やデザイン工学部など関連する学部だけでなく、大学全体としても、SDGsに関心を持ち学部横断的に広く学ぶことができるよう、19年からSDGs科目群を設定している。所定の条件を満たした学生には、「法政大学SDGsサティフィケート」が授与される。
就職力の高さも法政大学の魅力の一つ。日本の大学で唯一、キャリアデザイン学部を持つ法政大学の就職率は高い。全学的にキャリアに対する意識付けをする科目が数多く用意されている。就職の先にある自分の将来を見据えた意識の高い学生が、公務員やマスコミ講座などの充実した就職支援プログラムを活用することで、19年度の実就職率(就職者数÷〈卒業者数―大学院進学者数)×100で算出)は90.5%と高く、全大学の平均値88.9%を上回る。
極端な安全志向にとらわれず多様性に注目
ところで、定員管理の厳格化と連動した倍率アップや翌年に入試改革を控えた20年入試に臨む受験生は、安全志向から志望校選びの視野が狭くなっている。ややもすると精神的に追い込まれがちになる中での志望校選びについて、菊池さんは、こう話す。
「第一志望に向かって努力するべきですが、同時に、広い視野で複数の志望大学・学部を検討することも重要です。大事なのは、受験で高めた学力と学習習慣をこれからの人生で、どのように生かしていくかです。仮に第一志望でなくても、入学した大学で目標を持って学べば、充実した、人生において大切な4年間を悔いなく過ごせると思います。そういう基準で大学選びをしてほしいですね。法政大学は、多様な学生が集まる場として、どういう受験生が入学しても充実した学生生活を送り、社会に羽ばたいていける土壌があります」
法政大学のポテンシャルは実合格者数が証明している。生徒の将来を考えるなら、極端な安全志向にとらわれず、法政大学の多様性に注目してはいかがだろうか。