学生自らの気づきを後押しする“グローバルが溶け込んだ”学びの環境

学生自らの気づきを後押しする“グローバルが溶け込んだ”学びの環境

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大学教育の現場において、「グローバル人材の育成」がますます活発化している。各大学がさまざまな取り組みを進めるなかで、学生を大きな成長に導く体系的かつ特色あるプログラムが注目を集めているのが、流通科学大学だ。どのような学びが展開され、それは、どのような思いに基づいたものなのか。現場の教職員や学生の声を交えながら紹介する。


"湧き上がる気持ち"の 原点となる異文化体験

学内で約600人の外国人留学生が学ぶ流通科学大学。国際色豊かな大学とあって、日本人が海外で学ぶためのプログラムも多彩だ。提携を結ぶ海外の大学は9カ国・地域で26校。その他にも、学びたい内容や場所に応じて独自に留学先を選ぶこともできる。留学先や条件によって「交換留学」「認定留学」の制度が設けられており、いずれの制度でも、留学先で取得した単位は流通科学大学での単位に読み替えることができる。そのため、休学をすることなく、4年間での卒業を目指すことができる。

また、アメリカでスーパーマーケットをはじめとした小売流通業を学ぶ「海外流通リテール研修」や、シンガポールでホテルを舞台にして学ぶ「海外ホスピタリティ研修」など、流通科学大学ならではと言えるプログラムも実施されている。

これらのグローバルな学びを有意義なものにしている「仕掛け」の一つが、1年次の夏に開催される異文化交流プログラムにある。

藤井啓吾副学長

「香港で行われるこのプログラムでは、英語や中国語を使ってみること、現地の学生と交流することなど、『海外・異文化を体験する』ということに軸足を置いています。体験することは違いや共通点に気づくことにつながり、そのことは、自分なりの『面白い』『もっと知りたい』という意欲へとつながっていきます」(藤井啓吾副学長)

例えばこのプログラムを通して本格的に海外での学びに興味を持った学生は、1年次後期から、より高度な語学力を養うためのプログラムである「GSP(グローバル・スタディーズ・プログラム)」を履修することができる。そのうえで、2年次以降に前述の各種留学制度を用いて海外へ飛び出していくのだ。あるいは、語学の重要性やおもしろさに関する気づきを得た学生は、短期集中型で語学を学びながらホームステイなどで現地の暮らしを体験できる「海外語学研修」へ参加するという方法も。

「自分で見つけた興味に対して、自分から学びを深めていく。そういった、学びに対する“湧き上がる気持ち”が大切だと私たちは考えています。本学では、自分なりの夢を見つけてそれを育て、咲かせる教育に力を入れています。なかでもポイントとなるのは、入学時から始まる、夢を『見つける』というプロセス。異文化交流プログラムもその1つと言えるのです」(藤井副学長)

学内に設置された寮で 日常的にグローバル体験を

グローバル化とは、日本人が海外に出ることだけではなく、日本人が国内にいながらにして外国人とともに暮らすことも意味する。こういった現代のグローバル社会を縮図のようにして学内に描き出したのが、2018年に誕生した「附属国際交流施設学生寮(りゅうとぴあ)」だ。

りゅうとぴあは「国際交流施設」という名が表すとおり、日本人学生と外国人留学生が交流することを目的として作られた寮だ。そのため、入寮する学生の人数は日本人と留学生でちょうど半分ずつ。「ユニット」と呼ばれる6人1組のグループがキッチンをはじめとしたスペースを共有しており、日々の暮らしで最も頻繁に顔を合わせるメンバーになっている。このユニットも、日本人と留学生は3人ずつで構成されている。施設の狙いを、寮長を務める八木雅史教授は次のように語る。

八木雅史教授

「留学生とともに暮らす寮では、日常的に多様な価値観に触れることになります。そのなかにはもちろん、自分とは相容れないものも出てくるでしょう。このとき、どうやって問題を解決し、日本人学生も留学生も気持ちよく過ごす場所にすることができるか。異なる価値観への理解や柔軟な対応、そして問題解決力など、現代社会が求める力を日常のなかで養っていくことができるのです」

流通科学大学では、留学生の多くが日本人学生と同じ授業を履修している。学祭をはじめとした行事で、両者がともに活動することも多い。藤井副学長いわく、「グローバルが溶け込んだ大学」なのだ。りゅうとぴあは、その代表的存在とも言えるだろう。設立2年目のりゅうとぴあの寮生は、現在、1・2年生が中心。今後、学年の幅が広がっていくことで、学生の経験や価値観もさらに多様になっていくだろう。国籍、言語、宗教、文化など、あらゆるものが混ざり合い、それらに触れたうえで学生たちが社会へと羽ばたいていくことが、りゅうとぴあと流通科学大学が描く近未来像だ。“グローバル”が単に語学力や海外での生活経験だけにとどまらない意味を持つ現代社会において、ここで得た経験は、どの場所でどんな仕事をするうえでも、大きな財産になってくれると言えそうだ。

先輩からのメッセージ

商学部マーケティング学科4年・田中敦基さん(内定先:ANA福岡空港株式会社)

高いレベルの語学力を身につけたいという思いからGSPを履修。3年次にはニュージーランドに1年間留学し、帰国した現在はりゅうとぴあに入寮しています。語学を勉強したかったことや留学したかったことなど、入学前の希望はすべて流通科学大学でかなえることができました。
りゅうとぴあには、アジア地域出身の留学生がたくさん暮らしています。肉を洗ってから料理したり見たこともないスパイスを使ったりなど、日本人にとっては驚くような場面にもよく出会います。でもそれらに日常的に触れているうちに、少々のことでは動じないように。「世界にはいろんな人がいる。それが当たり前」と考えられる柔軟さやタフさを身につけることができました。
寮での“公用語”は日本語です。日本語の発音や文法などについて、欧米人とはまた違う、アジア系の人ならではの難しいポイントがあります。寮生活を通してそのことに気づいたおかげで、片言の日本語でもしっかりとコミュニケーションできるようになりました。外国人、特にアジアの人がこれからも増える日本社会において、この経験はこれからの仕事でもとても役立つものだと感じています。
流通科学大学は学生と先生や職員の方との距離が近いことが魅力です。留学にあたっては留学先選びや奨学金など、手厚くサポートしてもらえました。外国語学部や国際系の学部こそありませんが、実はグローバルな学びとバックアップが充実しているのが流通科学大学です。留学などに興味がある人にはおすすめの大学です。

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