研究を通した医学の発展と良質な医療の実践で人類に貢献する│大阪医科大学

研究を通した医学の発展と良質な医療の実践で人類に貢献する│大阪医科大学

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大阪医科大学は開学以来、人類の発展に貢献できる医療人を育成してきた。研究やチーム医療といった、最先端の医療で求められる力を養うための取り組みにも積極的だ。既存の枠組みにとらわれない自由な発想を後押しする学風のもと、次の時代を担う若者に持てる全てを伝える。“ 今”を伝え、この先の医療を支える医師になる絶好のフィールドが広がっている。

研究は臨床の発展に欠かせない学生研究が次世代の医療につながる

医学・医療は常に進歩を続けている。医師には進歩した分をキャッチアップするだけでなく、進歩を自ら生み出していくことも必要とされる。そうした進歩を生み出すために重要となるのが研究であり、たとえ臨床医であっても研究に関する知見が求められている。

全学生が研究に取り組み問題解決力を身につける

大阪医科大学では3年次の秋以降、数ヶ月間の「学生研究」期間を設けている。従来であれば医師になってから行うような研究活動を、学生は先取りして体験することになる。研究の手法を学ぶと同時に、問題を見つけ、解決する能力を養うことも目指している。

学生はテーマに基づく2~3人のチームで、指導教員による個別指導を受けながら研究を進めていく。研究成果は卒業までにポスターなどで発表するほか、学会発表や論文発表にも挑戦する。 生理学教室の小野富三人教授の研究室では、4人の学生がゼブラフィッシュという小型の熱帯魚を用いてそれぞれの研究テーマに取り組む。

小野研究室では学生1人に対し1人の担当教員がついて、テーマ設定、研究方法、研究成果のまとめ方、発表などの各プロセスについて、きめ細かな指導やアドバイスを行っている。研究の最終目標は卒業までに英語で論文を作成することで、学会での発表やコンテストへの参加なども機会があれば積極的に促しているそうだ。

学生研究の経験は卒業後も大きな財産に

学会での発表経験やコンテストでの入賞実績、英語での論文作成などは、学生にとって卒業後の注目されるプロフィールとして大きな財産になる。学生の研究への意欲は高く、カリキュラムに組まれている時間以外にも授業の合間に時間を作り、レベルの高い研究がさまざまな研究室で展開されている。

学生が研究に触れる意義について小野教授は次のように話す。「学生には常に『研究に興味があったら、気軽に研究室に足を運んで』と声をかけています。基礎研究に興味を持つ人を増やしたい、ということもありますが、将来臨床の道に進んだとしても、研究は臨床の発展に欠かせないものだからです」

小野教授はゼブラフィッシュを用いて、神経と筋肉、神経と神経の情報伝達の場である「シナプス」を中心に研究に取り組んできた。アメリカへ留学後、研究の聖地と呼ばれるアメリカ国立衛生研究所のヘッドとして神経系の研究室を率いてきた経験を生かして、大阪医科大学では附属病院の臨床医と共同で各種プロジェクトを進めている。

「〝面白いと思うことに取り組む〞という方針で、世界中の誰も知らないことに挑み続けてきました。研究を通じてさらに臨床を発展させ、同時に学生のキャリアに役立つ形で成長を促していきたいと考えています」(小野教授)

このように研究が臨床の発展に欠かせない一方で、医師として必要となる知識・意識・技術を教室の中だけで修得するのもまた難しい。医学部を持つ大学に必ず設置されている附属病院は、学部で学んだ医学と、実践されている医療を結びつける場となっている。

大阪医科大学附属病院は、年間1万2000件以上の手術を行い、4000件近い救急患者を受け入れる地域の中核医療機関であるとともに、国内有数の先進医療施設だ。学生にとっては、実習を通じて幅広い症例と診療を経験できる貴重な学びの場となっている。

次世代型のチーム医療を実際の現場で学ぶ

附属病院の内山和久病院長は、学生に特に学んでほしいこととして、2022年に一部開業予定の新本館で全面的に採用される「次世代型のチーム医療」を挙げる。医師、看護師、薬剤師を中心に、栄養士、理学療法士、社会福祉士などの専門家がチームを組み、外来から入院、退院、その後の療養まで、患者を計画的に見守っていく医療体制のことだ。

このチームに実習中の学生も参加して、チーム医療の一端を担うことが予定されている。内山病院長は、「次代の医療を築く一員として積極的に学んでください」と学生にエールを送る。実際の医療現場で最先端の臨床を知ることは、プロフェッショナリズムを有する良医に成長するための貴重な経験となることだろう。

新しい医療を共につくってください 病院新本館2025年完成予定

附属病院が次代を担う医師を育む
・最先端の臨床を知る
・最新の医療設備・施設を知る
・医療を進歩させる臨床研究を知る
・地域包括ケアシステムを知る
・多職種によるチーム医療を知る
・患者さんとの接し方を知る

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