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夢を実現するには、本人の努力だけではどうにもならないことがある。田中曜子さんの夢は海外留学。
その実現のためには、費用がネックだったが伝統ある神奈川大学の給費生制度により解決した。手厚い奨学金制度で学業に専念できる環境が、夢を大きく引き寄せたのだ。
―山梨県ご出身とのことですが、なぜ、神奈川大学を選んだのですか。
高校時代に通っていた塾の先生が話すヨーロッパ留学の体験談を聞くうちに、海外留学をしたいという思いが強くなりました。ただ、留学は費用面で親にかかる負担が大きいので、国立大もしくは留学への支援がある大学を探していました。そんな時、高校の先生から神奈川大学の給費生制度を教えてらいました。初年度の学費が免除になる上、奨学金が給付され、私のような自宅外通学の学生に対する補助もあります。さらに交換留学制度や海外活動支援奨学金など、留学サポートが充実しているので、夢の実現に近づける大学だと思い、受験を決めました。
【目標を持って大学生活を送る意識の高い給費生】
―給費生と一般的な学生とはどこが違うのですか。
学生生活はほとんど変わりません。違いがあるとすれば、とても刺激的な給費生同士の交流でしょうか。入学直後の4月の懇親会で、先輩たちの1年の振り返りや今後の抱負を聞いた際、目標を持って大学生活を送っている意識の高さに感銘を受けました。その先輩たちからアドバイスを受けながら、大学生活の青写真を描くことができました。
給費生に対する大学からのサポートもあり、半年ごとに行われる学部別の担当教員との面談を通して、様々なアドバイスが貰えます。
―外国語学部スペイン語学科を選んだのはなぜですか。
外国語学部には、英語英文、スペイン語、中国語、国際文化交流の4学科があり、ヨーロッパ留学をするなら英語英文学科かスペイン語学科、または国際文化交流学科となるのですが、英語は小学生の頃から習っていたので、新たな言語を学ぼうとスペイン語学科を選びました。スペイン語を通して見た世界は、英語を通したそれとは全く異なり新鮮でした。南米の研究者など様々な分野の先生がいるので、幅広い知識を得ることができ、さらに視野を大きく広げてくれる学科でもありました。
―留学先はスペインのサラマンカ大とのことですが、スペイン語学科だから有利というわけ
ではなく、全学部生が対象だったそうですね。その中から2人という厳しい条件をクリアして
行った留学で得たものは。
最初は言葉が通じずショックを受けましたが、給費生の先輩からの激励や留学課(現:国際課)の職員の方からメールによるサポートもあり、頑張ることができました。ヨーロッパはもちろん、アメリカや南米などいろいろな国から学生が集まっているクラスで学ぶことはとても新鮮で、良い刺激になりました。
スペイン語の授業の他に、現地の言葉で学ぶ地理学や歴史、南米文学などの授業を受けました。国語の卒業試験は、スペイン語による口頭試問だったのですが、我ながらよく合格できたと思います(笑)。海外でゼロからスタートして、試験をクリアし、留学を終えるというプロセスを経て適応力が身につきました。
【留学で得た適応力を武器に厳しい就職活動を突破】
―留学時期は3年生の秋から4年生の春にかけてでした。帰国した時は一般的な学生の就職
活動が終わっている時期であり、大変だったのではないですか。
留学経験者や海外からの留学生などが対象の採用選考に臨みました。高い語学力を持っているなど、優秀な学生が多く大変でしたが、厳しい留学を乗り越えた自信の後押しもあり、海外展開に積極的なヤマト運輸に就職できました。就職活動が成功したのは、神奈川大学の就職支援プログラムの手厚さも大きな要因です。先輩の話を聞いたり、授業の中で自分の適性を見つけるなど、自分が望めばあらゆるサポートが得られます。
―入社後も、大学での学びが役立っているようですね。
最初はアメリカからの輸出入の業務を担当し、2年目にフロリダに駐在しました。海外では日本のように指示待ちの姿勢では仕事ができません。最初は戸惑いましたが、自分から積極的に関わることで、現地での仕事が円滑に回りました。留学などにより、大学時代に培われた適応力が役立ちました。現在は出向先のヤマトロジスティクスの海外生活支援サービスカンパニーで、海外赴任者のサポートをしています。国ごとに異なる生活上のルールに対するアドバイスや通関情報などを提供しています。広報の仕事もあり、広報誌の制作やホームページの運営、さらにマナー教育など、社員向けの人事教育も担当しています。
―最後に受験生や高校の先生にメッセージをお願いします。
生まれた土地を離れての生活や海外留学など、夢を実現できたのは給費生制度があったからこそです。給費生としての支援に感謝し、一生懸命勉強をしました。奨学金を給付されている余裕から、資格取得や英会話などに通うこともできました。そうした学生生活を通して、社会に出てからも必要な、自ら学ぶ姿勢が身につきました。仕事に役立つ新たな資格取得に向けて、今も勉強を続けています。教育・研究やキャリア支援などが充実している神奈川大学は、自ら動いて活用すれば夢の実現に近づく、学生がやりたいことを応援してもらえる大学です。
その大学生活を給費生制度がさらにバックアップしてくれるのです。大学で一生懸命勉強した
い受験生は、是非給費生を目指してください。高校の先生には、こういった奨学金の情報を広く伝えてほしいと思います。
★神奈川大学の給付型奨学金制度
【給費生制度】 単に経済支援を目的とするものではなく、広く全国から優秀な人材を募り、その才能の育成を目的とする奨学金制度。選抜は一般入試と同じ3教科型で、現浪の区別はなく推薦書も不要。給費生に採用されなくても、2月の一般入試合格者と同等もしくはそれ以上の学力を有する受験生は、2月の一般入試を免除して入学資格が得られる。給費生として入学すると、初年度納入金が大幅に免除され、返還不要の奨学金が4年間で最大800万円給付される。 1. 入学金・委託徴収金を除く初年度納入金を免除 2. 文系学部:年額100万円×4年間 理工系学部:年額130万円×4年間 3. 自宅外通学者は年額70万円の生活援助金×4年間【海外活動支援奨学金】 留学先・期間により、返還不要の奨学金を給付 短期:5万円、長期:月額6~8万円【神奈川大学予約型奨学金】 神奈川県、東京都(伊豆・小笠原諸島を除く)以外の高等学校出身者を対象とした給付型の奨学金。家計支持者の給与収入や評定平均など、申請資格の条件がある。申請書類に基づき選考の結果、採用候補者は対象となる入学試験に合格し、入学後の手続きを経て正式に採用される。 |