【北園女子学生会館】「ひとり暮らし」と「国際交流」を優しくつなげる、新しい選択肢

【北園女子学生会館】「ひとり暮らし」と「国際交流」を優しくつなげる、新しい選択肢

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北園1都内の大学へ進学しひとり暮らしをするときに、つきまとうのが家賃を始めとする高い物価と、セキュリティの心配だ。しかし近年、そうした不安要素を払拭してくれる選択肢として「学生会館」への注目度が高まっている。館内で暮らす学生の〝多様性〟、それがもたらす「プラス効果」について話を聞いた。


地方から都内の大学への進学を考えたときに、必ず直面するのが「住まい」の問題だ。もちろん日本一相場の高い家賃は言わずもがな、世界有数の大都市での、初めての一人暮らし。災害時や急病時の対応、精神面のケア、さらに女性であればセキュリティ面など、不安な要素は尽きない。送り出す親、あるいは相談を受ける教員サイドにも、共有できる経験や十分な情報を持つ人は少ないのではないだろうか?

いま、第3の選択肢に注目が集まる理由とは?

学生の住まいの選択肢として、まずひとつめにはアパートやマンションを個人で借りる方法が挙がる。住むエリアや設備、部屋の雰囲気を選べる一方で、家賃負担も相応に重い。プライバシーはあるが、セキュリティや万が一の事態を考えると不安要素は大きい。敷礼金に加えて家具や家電を揃えることを考えると、初期費用の大きさもネックになる。二つ目に大学が管理・運営する寮が挙げられる。これは進学を希望している大学に寮があればの選択肢だ。入寮希望者が多ければ抽選になるし、家賃設定が安価な分相部屋の設定も多く、プライバシーの確保という点では妥協が必要になることも。

そこで近年注目を集めているのが「学生会館」の存在だ。管理人常駐、食堂完備、しかも全室個室と、民間アパート・マンションと大学の寮双方の利点を併せ持つ。さらに入居者やOGが口を揃えて述べるメリットは、その「環境」にもあるという。一体どういうことなのだろうか。

「多様性」がもたらす交流や人脈の広がり

「寮長や寮母さんにあたる、常駐する女性スタッフの存在は確かに心強いと言われますね」というのは、今年で開館36年目を迎える北園女子学生会館の塚田陽一郎さん。ここを巣立った学生は既に1万人を超えるという、都内でも有数の歴史と実績を持つ学生会館のひとつだ。

「行ってらっしゃい」「おかえりなさい、今日の授業はどうだった?」などと声をかけ気を配ってくれる彼女たちの存在は、入居者に安心感を与えるだけでなく、人間関係が希薄な都会で陥りがちな〞孤独感〞に苛まれることを防いでくれるのだという。悩みを聞いてもらったり、インフルエンザに罹った際に看病してもらったりと、常駐スタッフに感謝する声は多い。

「スタッフだけでなく、学生の多様性も〝環境〞と言えるでしょうね。大学の寮では同じ学内の学生としか人間関係は広がりませんが、北園には美容学校などの専門学校生や音大(ピアノ室あり)、医大など様々な分野で勉学に励む学生が日本全国から集まって暮らしています。これは学生会館でなければ体験できない生活です」

北園女子学生会館では定例の新歓パーティ、七夕やクリスマスなどのシーズンイベントだけでなく、出身地や大学別など様々な自由参加の顔合わせ会が催されている。そこでのコミュニケーションを通じて入居者は他大、他分野、他専攻の学生たちと交流し、自然と幅広い視野を身につけていくのだ。

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留学生との異文化間交流を「暮らし」レベルで

そして、その交流は地方から上京した学生間にとどまらず、異文化間にも広がっている。北園女子学生会館では海外からの留学生も受け入れているため、欧米やアジア諸国の学生が常時50人、多い年では70人ほどが日本人学生と分け隔てなく暮らしているのだ。外国人留学生と言葉を教え合ったり、仲良くなって遊びに出かけたりという交流が日常的に行えるというのは、なかなか得がたい体験のはず。そんなインターナショナルな環境を活かそうと立ち上がったのが「語学パートナープログラム(LanguageExchange)」で、これは学生間でパートナーを組んで、より密に日本語と英語を教え合うというもの。語学系や国際系の学部の学生には、この環境が魅力に映り入館を希望する学生も多いようだ。また、都内の大学や日本語学校から北園女子学生会館を紹介されて入館する留学生は増加しており、近年は「グローバル化」が進んでいるのだという。

体ひとつの「身軽さ」親にとっても負担を少なく

このように入居する学生には非常に魅力的な利点が多く挙げられる北園女子学生会館だが、学生だけでなく、じつは親にとってもメリットは多い。ひとつは先に述べた常駐スタッフの存在で、親にとってもセキュリティ面、あるいは健康面やメンタルの部分で我が子を見守ってもらえるのは心強い。館内にはゲストルームの用意もあるので(利用は女性のみ)、親自身も定期的に訪問して子供やスタッフの様子を目にすれば、より安心感も強まるはずだ。

もう一つは、少ない負担で部屋を決め、子供を送り出すことができるという点だ。例えば推薦などで早々に進学が決定し、早めに部屋を押さえたいと思っても、民間の賃貸では実際の入居を待たずに家賃が発生してしまう。だが学生会館では賃料は入居してから。また、家具や家電があらかじめ用意されているので、これらを自費で買い揃えたり、卒業して地元に戻る際に処分に困ることもない。進学先がギリギリのタイミングで決定したという学生も、体ひとつと勉強道具で身軽に上京すればいい。部屋探しや買い物に費やされる時間的・経済的な親の負担はずいぶん軽減されるはずだ。

このように学生、親の双方にとってメリットの多い学生会館だが、身近に利用者がいない人にとってはやや馴染みが薄いのも事実。しかし「住まい」の選択肢の一つとして、是非押さえておきたいところだ。

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女子学生の
「安心・安全」ひとり暮らしを応援

北園女子学生会館
〒173-0003
東京都板橋区加賀2-6-1 Tel. 03-3579-8111

http://www.kitazono-j.co.jp/

 

 

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