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東京の中心、神保町(千代田区神田)にキャンパスを構える共立女子大学。コンパクトな規模や立地の良さといったメリットを、勉学や就職に上手く活かしている女子大だ。定評ある就職サポートの話を中心に、どんな特色があるのか探ってみた。
共立女子学園は今年創立130周年を迎える。共立女子職業学校として1886年に開学して以来、女性の自立と社会的地位の向上を目指して教育を行ってきた。共立女子大学となった現在も「女性の自立と自活」という建学の精神のもと、深い専門性と幅広い教養を備える自立した女性を育んでいる。
家政学部、文芸学部、国際学部、看護学部の4学部(短期大学2学科)で構成されており、自然科学系・社会科学系・人文科学系の各学問領域が揃っている。専攻やコース・分野別では25、(短大を含めると31)を数える学びのステージが広がっており、専門性を深めながら、将来なりたい自分に近づくことができる。
きめ細やかな就職指導OGの愛校心も強みに
多彩な学部・学科を備える総合大学のなかでは規模が小さい。1学年の人数は1200人程度。そうした「小さな総合大学」であることのメリットを最大限に活用した教育が特徴として挙げられる。学生と教員・職員の距離が近く、気軽に相談できる環境であるのも少人数ならではの利点だ。力を入れる就職支援では、その良さが一段と発揮されている。
就職活動が本格化する前の3年生の春に、全ての学生が必ず就職進路課の職員と面談を行っている。大規模大学には難しい、全員に一律で行うサポートだ。何をしたらいいか分からない時期に具体的な相談ができるのは、大きなアドバンテージとなる。就職進路課には専任職員とキャリアカウンセラーが在籍しており、スケジュールの変更が多い就職活動に合わせて、予約がなくても待ち時間が少なく面談できる体制が整っている。次の日に急に面接が入った場合でも、十分に準備した上で臨むことができるので安心だ。
学生の情報は、教員と職員の間で「スチューデントプロファイル」というシステムを使って共有している。就職進路課をあまり利用しない学生についても教員経由で把握することができているため、それぞれの学生の状況に応じて個別に電話連絡をするなど、きめ細やかなサポートが可能となっている。
こうした学内のシステムに加え、卒業生も強い味方となってくれる。同窓会である「櫻友会」の支部が全国に43あるなど、共立女子大学は卒業生とのつながりが深く、愛校心の強い卒業生も多い。就職進路課には先輩たちの体験談をはじめとする数多くの情報が残されていて、在学生は自由に閲覧することができる。連絡先を記載している先輩もいて、自分でアポイントを取ってOG訪問する学生も多い。
共立女子大学の学生であれば面識がなくても快く受け入れる伝統があり、地方出身者など東京につながりが少ない学生にとってはもちろん、首都圏出身の学生にとっても心強い存在だ。
助手という独自の文化都心から本物に触れる
学生が共立女子大学のいいところとして挙げるのが〝助手さん〞の存在。助手といえば教授の研究を助ける仕事というイメージだが、共立女子大学の助手は学生のアドバイザーとしての側面も持っている。同大出身で、今は入試事務室職員の名取千沙さんはこう話す。
「助手の多くは大学の卒業生であり、学生にとってお姉さんのような存在です。勉学や就職活動、生活面など、学生生活全般の面倒を見てくれます。歳も近く、優しく相談に乗ってくれるので、困ったことがあればすぐに助手のもとに行くという話もよく聞きます。日常的に小さなことを相談しに行っているので、その流れで就職活動などの大きな相談もしやすいのでしょう。学生に聞くと〝助手さん〞がいない学生生活は考えられないと答えると思います」
なぜ助手がこうした役割を担うのか。職員にもはっきりとは分からないそうだ。長い歴史の中で育まれてきた独自の文化が、制度の外で大学の強みとなっていることの一つの事例と言えるだろう。
キャンパスは東京の中心、神保町に位置しており、どこへ行くにもアクセス至便な環境だ。都内の美術館や博物館、トレンドの発信地である表参道や渋谷などで、気軽に本物に触れることができる。こうした環境は、家政学部や文芸学部で、美やファッション、デザインを学ぶ学生にとって、他大学にはない大きなメリットとなっている。神保町は日本最大の書店街であり、繁華街とは異なる落ちついた雰囲気を持つ。近くに大学が多く学生街の一面があること、徒歩5分の距離に皇居があって、都心にいながら緑を感じられることも魅力。大企業が集まる大手町も徒歩圏内で、就職活動と勉学の両立が可能だ。
校舎は新たな教育に対応外部検定試験利用も開始
地域活性化では、産学協同の取り組みとして神田明神とのゆかた作りや、授業の一環として神保町周辺活性化デザイン計画や神保町を紹介する情報誌の作成などを積極的に行っている。看護学部は近くの三井記念病院とのつながりが深く、多くの看護学部生の実習先や就職先となっている。また、アクセスが便利なことから、学生は色々な病院に実習に行くこともできる。附属病院を持たないがゆえに、自分がなりたいと思う看護師像に最も合っている病院を選び、就職先を決める学生が多い。
グローバル化への対応はどうなのか。入試事務室担当室長の齋藤一成さんが説明する。
「国際学部ではGSEプログラムという英語に特化したプログラムを導入しています。英語を母国語とする教員から、社会・文化・経済などを含めた多彩な科目を英語で学ぶことができ、国際社会で活躍できる能力を育むことができます」
来年度の全学統一入試からは外部英語検定試験の活用が始まる。検定試験のスコアを入試の得点に置き換えることができる。また共立女子大学独自の英語試験を受ければ、得点の高い方を使うことができる。
創立130周年を見据え、キャンパスでは新たな知の創造拠点として「新2号館」を建設している。アクティブ・ラーニングに使えるディスカッションスペースや、留学生との国際交流スペースなど、新たな学びに対するハード面での対応も進んでいる。恵まれた立地を最大限に活用した教育で、社会で活躍できる女性を育てる共立女子大学の今後に注目だ。