【10年連続志願者増を達成!】福岡工業大学の魅力に迫る。

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福岡工業大学は、博多駅から至近の緑豊かなキャンパスにある、就職力の高さや面倒見の良さに定評がある工科系大学です。同大は、多くの大学が学生募集に苦戦する中、10年連続で志願者増という快挙を達成しました。多くの受験生から注目を浴びる、人気の秘密について探っていきましょう。


 少子化が進み、この10年間で18歳人口は14%減少しました。定員割れの私立大学は4割に上り、大学にとっては経営が厳しい、まさに〝冬の時代〞といえます。そうした状況下で、10年連続で志願者増という、驚くべき記録を達成したのが福岡工業大学です。志願者が増え続けている理由について、下村輝夫学長は「ホスピタリティの気持ちを忘れず、教員と職員が一緒になって学園を良くしていこうと、全員参加型の教職協働で進めてきたこと」だと説明しています。

 〝For all the Students〞これが福岡工業大学の経営理念です。その実現のため、教職員は常に学生を第一に考え、様々な取り組みをしてきた成果が、10年連続の志願者増という形となって現れたのです。

【社会で役立つ力を、手厚い教育で伸ばす】

 では、学生第一とは、具体的にどのようなものでしょうか。多くの受験生は大学選びの重要項目として就職を挙げます。その受験生が学生になり、最終的に大学に望むことは就職が成功すること。そこで、福岡工業大学は学生の希望を叶えるため、全ての教職員が一丸となって就職支援にあたり、実際に高い実績を出してきました。このことが10年連続で志願者増を達成できた一因なのです。

 就職力を高めるためには、社会人として求められる能力を養成する必要があります。そうした能力の養成のために、授業に多くの工夫が取り入れられています。福岡工業大学は社会人として求められる能力を「目的を定める力(志向力)」「仲間と共に考えて行動する力(共働力)」「自ら問題を発見して解決する方法を探る力(解決力)」「学んだ知識を活用していく力(実践力)」の4つに分類しました。

 この4つの力を身につける手法としてはアクティブラーニングが有効です。アクティブラーニングとは、教員が一方的に話す講義式の授業ではなく、学生が主体となり、自分の意見を積極的に出し合いながら進める、双方向的な授業のことです。こうしたカリキュラムにより、学生が主体的、協働的に学ぶ機会が増え、学力とコミュニケーション能力の向上につながると言われています。

 福岡工業大学もアクティブラーニングを推進しており、この取り組みが文部科学省の選定事業に採択されています。同大学では授業がスムーズに行われるように先輩学生によるクラスサポーターを配置し、対応する教室も複数整備。グループワーク、グループディスカッション、体験学習などを全学的に取り入れ、社会で活躍できる人材の育成をめざします。

 さらに、急速に進む社会のグローバル化を見据え、グローバル教育を積極的に推進しています。ネイティブ講師による無料英会話レッスンや国際学会発表支援を受けられるほか、アメリカ西海岸の大学との長・短期研修をはじめ、タイの工科大学との連携による海外インターンシップを含む双方向プログラムなどを用意しています。いずれも、大学からの経済的援助が受けられるため、学生の負担が小さいことが特徴です。

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【「就職の福工大」と呼ばれる徹底した就職サポート】

 学生の希望する就職実現のためには、就業力育成とともに就職活動のサポートが不可欠。福岡工業大学も多彩な就職支援を行っています。まず、就職活動において、学生のニーズや適性は一人ひとり異なることから、適性に応じて、個別指導で具体的かつ的確なアドバイスを行います。

 学生と企業の橋渡しにも力を入れており、大学が独自に学内で開催する「合同企業説明会」は年間5回以上実施され、合計850社もの企業が参加します。これは全国でもトップクラスの企業数です。「学生がより多くの優良企業と出会えるように」という思いを形にした支援です。実際に多くの学生が、この場で将来勤務する企業と出会っています。

 地元を離れて、遠方で就職活動をする学生に対する支援も充実しています。福岡工業大学の学生は5割以上が九州以外の地域へ就職するため、遠方で就職活動をする学生のための交通費の補助制度があるのです。意欲ある学生が経済的問題で就職機会を逃すことのないようにという思いから生まれた制度です。東京、大阪、名古屋、広島、福岡には、就職活動中の学生のために開設されたセカンドキャンパスがあり、休憩所や荷物預り所としての機能を果たしています。大学から離れた場所でも、すぐそばで学生をサポートしているのです。

【学生の主体的な学びを促進する新施設】

 就職に限らず、様々な取り組みで学生の希望を実現し、その結果として志願者が増え続けている福岡工業大学は、さらなる発展を見据え施設整備を進めています。 昨年10月には図書館がリニューアルされました。一人静かに集中して課題や研究に没頭できる個人学習スペースの他に、BGMが流れグループワークやプレゼンテーションが可能なスペースなども用意されています。このスペースには、ホワイトボードやプロジェクターなどが用意され、アクティブラーニングを促進する空間づくりを進めています。新図書館の入館者は従来の約3倍になり、学生の主体的な学びの促進に一役買っています。

 現在は新校舎の建設が進んでおり、8月に竣工予定です。教育・研究活動の他、学生サポートの機能を持たせ、学生第一の大学改革をさらに推進するための中心的役割を担うことになります。

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新校舎(8月竣工予定)

 ここまで見てきた、就職支援に代表される学生サポートや施設の充実などの一連の取り組みは、全て教職員が学生のためにと考え、実践してきたものです。

 こうした取り組みの成果は、高校の進路指導担当教諭の評価にも表れています。昨年、大学通信は、全国の高校の進路指導教諭を対象にアンケートを実施しました。750校からの回答を集計すると、「面倒見の良い大学」「就職に力を入れている大学」「小規模だが評価できる大学」など、複数の項目で福岡工業大学は九州地区の私立大学の中で1位になりました。

 教職員が一丸となって学生を育て、その希望を叶え続けてきた福岡工業大学。受験生に選ばれる大学として発展し続けることが期待できそうです。